不同意性交などの罪に問われた「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二被告(43)の第5回公判が2日、東京地裁(伊藤ゆう子裁判長)で開かれた。斉藤被告は改めて無罪を主張。

「(Aさんが)受けとめているのは明白」とし、実刑判決をのぞむAさんと徹底抗戦の姿勢を見せた。

 裁判が始まって3か月、ついに被告人質問の証言台に立った。首はバウムクーヘン販売の影響で真っ黒に日焼けしていた。冒頭に裁判長から説明を受けると、「はい」と澄んだ声で反応。バラエティー番組でおなじみだった「はあい!」の野太い声から一変していた。

 Aさんとは初対面で「感じのいい方」と表現。「僕に好意を寄せてくれている。Aさん自身も求めてくれていると思った。気持ちが高ぶっていった」と2度のキス、胸を触るなどわいせつ行為にいたったと主張した。仕事中のロケバス車内でわいせつ行為にいたった前代未聞の事件。「仕事の合間の時間が長くて、距離が縮まった。僕はおかしいとは思っていなかった」と主張した。

 後日、マネジャーからAさんが被害を訴えていることを聞き「びっくりしました。無理やりとか絶対にない」。ドライブレコーダーの映像や音声がなかったため「絶望」と声を落とした。

 午前中は被告人側の弁護人から質問が行われたが、終始どっしりと構えていた。

 一方で午後1時半から始まった検察やAさん側の弁護人の質問では、様子に変化も。なぜ性的行為の中でも口腔(こうくう)性交にいたったのか問われると、「え~…それは…なんでこうだったというのは、うん、うまく説明できないですね」と、しどろもどろになった。Aさんに意思確認を取らなかった理由についても「今まで『今からキスしますね』とか言ったことがなかったので」と話すにとどめた。「ここで話していることが真実。Aさんが僕のことを押したり、『やめてください』と言ったことは一切ない」と言葉を強める場面もあった。次回公判は8月5日に行われる。

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