ロケバス内で女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交の罪などに問われているお笑いトリオ・ジャングルポケットの元メンバー・斉藤慎二被告(43)の第5回公判が2日、東京地裁で開かれ、斉藤被告はキスや胸を触るといった一連の行為について「女性が(自分に)好意を持っていると思った」「無理やりではない」として改めて無罪を主張した。

 午前10時過ぎから始まった公判ではまず、弁護人の質問に答えた。
斉藤被告は当日、女性が自分たちについて詳しかったことなどから、自身に「好意」を持っていると思いキス、さらに性的な行為に至るまでの経緯や心境を述べた。また「嫌じゃなかったですか?」と確認したことを何度も語り、無理やり行ったことではないと訴えた。

 ロケの数日後、事務所関係者を通じて女性が被害を訴えていることを聞いたという斉藤被告は「本当にびっくりしました」と振り返り、あくまで女性の同意があった上での行為と考えていたと語った。また当日のドライブレコーダーの映像が残っていないと知り、「絶望した」とも述べた。

 斉藤被告は仕事の待機中にこうした行為に至ったことに「反省している」とし、女性についても「嫌だったとくみ取ることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪の気持ちを示した一方、「同意があると思っていた」と主張。「無理やりなことは絶対にしていません。ドライブレコーダーがなく信じてもらうのは難しいですが、それだけは信じていただきたい」と訴えた。

 斉藤被告は、2024年7月にロケバス内で女性に性的暴行を加えたとして、同年10月に不同意性交などの容疑で書類送検。25年3月に在宅起訴されていた。また、24年10月に吉本興業が斉藤被告とのマネジメント契約を解除し、お笑いトリオ・ジャングルポケットを脱退した。

 起訴状などによると、斉藤被告は24年7月30日、東京・新宿区内に駐車中の車内で初対面の女性の胸を触ったほか、性的暴行を加えたとされる。3月に行われた初公判で斉藤被告は、「私の行為に同意してくれていると思った」と起訴内容を否認、無罪を主張した。
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