【モンテレイ(メキシコ)3日=ペン・金川誉、後藤亮太、カメラ・山崎賢人】11日開幕(日本時間12日)のW杯北中米大会まで目前に迫った3日(同4日)、日本代表はメキシコ・モンテレイで事前合宿の初日を迎えた。約1時間の練習ではFW塩貝健人(21)=ウォルフスブルク=がミニゲームで積極的にゴールを狙うなどアクセル全開。
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W杯目前で迎えた誕生日を「重要なタイミングで本当にうれしい」と喜ぶ等身大の姿は、一般の21歳と何も変わらない。後藤はいわゆる「エゴイスト」が多いとされる、従来のストライカー像とは一線を画す。
今季は身長191センチの高さを武器に公式戦13得点8アシストと、シントトロイデンでFWとして覚醒。日本代表では5月31日のアイスランド戦でシャドー(1トップ後方のポジション)で起用されるなど、中盤もこなす柔軟性を兼ね備える。豊富な運動量や高さは守備固めでも機能するため、本大会でも途中出場からの起用が有力視されている。
若手FWであれば、先発へのこだわりやエゴが見えても不思議ではない。だが、後藤の口から出たのは「スタメンで出たいという葛藤は全然ない。チームが勝てればいい」という、ある意味でストライカーらしくない言葉だった。
また、同じ21歳のFW塩貝との関係性については「彼の特徴は分かりやすいし、良さを引き出せると思う。『光と影』じゃないですけど、彼が輝くための黒子役だったり、出し手になれればいい。
この日の練習前には、同じく磐田出身の名波浩コーチ(53)とともにランニングし、アイスランド戦で出た課題などを話し合った。成長を続ける大型FWが、W杯の大舞台で、日本人最年少ゴールで森保ジャパンを救う可能性は十分だ。(金川 誉)
◆稲本潤一のW杯日本人最年少弾 02年日韓大会1次リーグ初戦のベルギー戦(6月4日・埼玉スタジアム)。当時、アーセナル所属の22歳8か月17日のMFは、後半22分に2―1の勝ち越し弾となるゴールを左足で右隅へ蹴り込んだ。2―2の引き分けも、日本初の勝ち点につながる貴重な得点となった。

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