◆米大リーグ ブルージェイズ―フィリーズ(9日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズの岡本和真内野手(29)が本拠のフィリーズ戦に「7番・三塁」で出場し、0―1で迎えた2回2死、球宴3度出場を誇るベテラン先発右腕ウィーラーから右翼フェンス直撃の二塁打を放った。

 カウント3―1からの5球目。

やや甘く入ったシンカーを捉えた。打球速度97・8マイル(約157・4キロ)の弾道は飛距離354フィート(約107・9メートル)。元巨人の右翼ガルシアがジャンプし、一旦は捕球したかに見えたが、ボールがこぼれたのを見て岡本は一気に二塁へ。両手をポンポンと叩いて、自軍ベンチにむかって手を掲げた。

 前日、連続試合安打が「6」で途切れたが、2試合ぶりに「H」ランプを灯し、6月は8戦中7試合で安打を記録。直近10試合は打率3割1分6厘、2本塁打、8打点と好調を維持している。 

 ”元巨人の因縁”が続く。前日は3回の満塁機で、岡本がガルシアの三塁線への強烈なゴロに横っ飛び。抜けていれば、走者2人が生還するところを体を張って失点を阻止した。一夜明けたこの日の試合前、ガルシアは「岡本が僕の打点を奪ってしまったので、本当に怒っています」と笑顔を交えて振り返っていた。この日、岡本の右翼への大飛球を捕球していれば岡本の二塁打を奪って”リベンジ”が実現していたはずだった。

 ガルシアは巨人時代の2016年春季キャンプを振り返り、「あの年のことは強烈に印象深いです」と回顧。

「僕も若く、岡本と一緒に練習しました。パワーがあって守備も上手いと思いましたし、長野(久義)さんは本当に僕に良くしてくれました」と亡命前に過ごした巨人時代を回想していた。

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