◆米大リーグ レッドソックス0―3ブルージェイズ(17日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)は17日(日本時間18日)、敵地・レッドソックス戦に「3番・三塁」でフル出場したが、4打数無安打2三振で、2試合連続無安打、打率は2割3分となった。

 第1打席は8球粘って左飛、第2打席は外角のチェンジアップで遊ゴロ、第3打席はスライダー、第4打席はシンカーと、共に低めのコースを強振も空振り三振となった。

公式戦74試合目で96三振を記録。ア・リーグではエンゼルスのネトに続く2位で、162試合換算では210三振と”らしくない”量産ペースだ。

 巨人での昨年の三振率が11%の岡本からすれば、三振のペースは予想を上回る。シュナイダー監督は「確かに(ここまで)増えるとは思わなかったが」としつつ、「過去数年は慣れ親しんだ投手と対戦していたはず。今年は全く状況は違うんだ。やや波があるけれど、彼はメジャーの投手に適応している。ホームラン(15本)など打撃成績(42打点)は好ましいし、目が慣れてくれば、空振りや三振率は徐々に減っていくと思います」と、心配していない。

 「我々は、空振りを奨励している訳ではないが、有利なカウントでは恐れずに積極的に振って欲しい。出来るかぎりボールをフェアゾーンに打ち、カウントが追い込まれたら、しっかりゾーンをコントロールするだけ。彼には、そのままでいて欲しい。これは、適応期間に起きる自然なこと。シーズンが進むにつれて落ちつてくるはず」と長い目でみている。

 出塁率と長打率を足した打撃指標であるOPS重視のメジャーでは、スラッガーの三振数はさほど問題にされない野球観の違いもある。大リーグトップの25本塁打を放っているフィリーズのシュワバーは110三振しているが、屈指の強打者であることは間違いない。

 岡本は8回に高く弾んだ難しいゴロを軽快に捌くなど、守備ではチーム3度目の完封勝ちに貢献。同カード最終戦は、今季8勝1敗、防御率3・03と好調の右腕グレーが先発する。左翼グリーンモンスターへの16号に期待がかかる。

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