【ナッシュビル(米テネシー州)17日=ペン・岩原正幸、金川誉、後藤亮太、岡島智哉、カメラ・山崎賢人】サッカー北中米W杯1次リーグ(L)初戦のオランダ戦(2△2)で左膝を痛め、途中交代したMF久保建英(25)=Rソシエダード=が、第2戦のチュニジア戦(20日=日本時間21日、メキシコ・モンテレイ)を欠場することが17日、決定的となった。休養日明けのこの日の練習を欠席し、宿舎で治療とリハビリに専念。

日本代表の広報担当は「MRI検査をして、左膝の負傷が認められた」と公表。チームから離脱することはないが、第3戦のスウェーデン戦(25日=日本時間26日、米ダラス)の出場も絶望的。攻撃の核を欠いた中、まずは“鬼門”の第2戦に臨む。勝てば1次L突破に大きく前進する一方、敗れると窮地に立たされる大一番の先発メンバーは―。現地で取材を行う4人の記者が、それぞれの視点から「推奨スタメン」を選定した。

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 【鎌田の得点を演出した伊東純也に代役を】

 久保不在は森保ジャパンにとって、非常に大きいが、長友が言ったように「決勝トーナメントに(僕らで)しっかりつなげます」という現有戦力の奮起に期待したい。

 初戦オランダ戦で終了間際にCKを小川の頭に合わせ、結果、鎌田の得点を演出した伊東純也に代役を期待したい。5月31日のアイスランド戦では左シャドーでテストされたが、不発に終わった。本来の右で、オランダ戦に途中出場したスピードスターは前方に十分なスペースがあり、水を得た魚のようにピッチを躍動した。セットプレーのキッカーとしても、CKからDFファンダイクの頭上から落とし、得点を導くなど右足の精度は好調だ。

 W杯開幕前は久保と伊東が、ともに第2次森保ジャパン6得点16アシストで得点関与数でトップタイ。前戦で久保が、中村敬斗の得点をアシストしたため、一歩前に出たが、鎌田の2点目も実質、伊東の“アシスト”と言っても過言ではない。

 懸念材料は、伊東の先発起用により切り札が1枚減ることだが、引いて守るチュニジア相手に0―0の時間帯が長くなってしまうことこそ、相手の思うつぼ。23年の親善試合・チュニジア戦でも得点した伊東は「しっかりやれば勝てる相手」と見据える。ここは先手必勝で、開始から100%の出力で、先制、追加点と相手の息の根を止める戦いを見せたい。(岩原 正幸)

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