◆サッカー北中米W杯▽1次リーグF組 日本―チュニジア(20日・モンテレイ)

 【モンテレイ(メキシコ)20日=ペン・岩原正幸、金川誉、後藤亮太、カメラ・今成良輔、山崎賢人】日本代表が北中米W杯1次リーグ第2戦のチュニジア戦(20日、メキシコ・モンテレイ)に臨む。

 第2次森保ジャパンで攻撃の中心を担ってきたMF久保建英が、初戦のオランダ戦で左膝を負傷した影響で欠場。

ケガで選外となった南野拓実、三笘薫と並んで攻撃の核を担ってきたアタッカーの不在は確かに大きい。

 ただ、森保監督は第2次政権から2~3チーム分の戦力を作ることを掲げてきたこともあり、久保の代役というよりも、久保とは違う色を持った選手を起用することで、また違った攻撃を展開出来るはず。

 それでは、初戦のオランダ戦で久保が先発していた右シャドー(1トップ後方)で先発するのは誰か? 現実的に考えられるのは以下の3パターンか。

 〈1〉伊東純也の起用

 初戦のオランダ戦は後半から途中出場し、ギアチェンジの役割を担い、CKから同点弾を演出するなど、ベンチに置いておきたいジョーカー。ただ、久保に続く得点関与数(6ゴール16アシスト)を記録しているように、先発で起用して、立ち上がりから一気に攻勢を仕掛けることも戦い方としては有効になる。

 〈2〉鈴木唯人の起用 久保と同じように高い技術と前への推進力があり、ライン間でボールを受けて、攻撃を活性化させることが出来る。初戦のオランダ戦は出番はなかったが、ゲームチェンジャーよりも、先発で起用してこそ、良さが出るタイプだと個人的には思うので、先発抜てきの可能性もありそうだ。

 〈3〉堂安律のシャドー&菅原由勢の右ウィングバック起用 初戦で右ウィングバックで先発した堂安を1列前に上げることも現実的な選択肢か。初戦で途中出場して好プレーを連発した菅原を右ウィングバックで先発起用すれば、サイドからのクロスでチャンスを作ることも可能となる。

 これ以外にも、21歳FW塩貝健人の先発抜てきや、大胆にシステム変更などの可能性もありそうだが、いずれにしてもW杯優勝を勝ち取るためには、総力戦となることは間違いない。久保の不在は痛手だが、新たな戦術の幅が広がることになれば、久保が復帰した後の戦いにもプラスに働く。そもそも、これだけの選択肢があることも、日本の総合力の高さだとも言える。

まずはチュニジア戦を制して、オランダ戦で終盤追いついて引き分けた勢いをさらに加速させたい。(後藤 亮太)

編集部おすすめ