◆米大リーグ カブス6―8ブルージェイズ(20日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)が20日(日本時間21日)、敵地・カブス戦に「5番・三塁」でスタメン出場し、8回の4打席目に最大5点差をひっくり返す値千金の16号勝ち越し3ランを放って逆転勝ちに貢献した。

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では侍ジャパンで同僚だった鈴木誠也外野手(31)も「3番・指名打者」でスタメン入りし、直接対決3連戦の2戦目。

カブスの先発は21、22年にソフトバンクでもプレーした右腕のレイだった。巨人時代の22年に対戦した際には左前安打、空振り三振の2打数1安打。4年ぶりの対戦となった。

 両軍無得点の2回1死走者なしの1打席目は中飛。3点を追う5回無死一塁の2打席目も右飛に倒れた。5点を追う7回1死一塁の3打席目は、右腕・ソーントンと対戦し、初球の95・5マイル(約153・7キロ)シンカーが左手にあたって出塁。続くバーショの6号3ランにつなげた。

 8回にはゲレロの適時打などで2点を奪って同点。5―5の1死一、二塁で岡本の4打席目を迎えると、右腕・ウェブの94・6マイル(約152・2キロ)直球を左中間席に運んで試合をひっくり返した。16号3ランの打球速度は107・3マイル(約172・7キロ)、打球角度37度、飛距離377フィート(約115メートル)だった。日本人選手の1年目の16本塁打は、2003年松井秀喜(ヤンキース)に並ぶ4位タイに浮上した。

 岡本は12、13日(同13、14日)の本拠地・ヤンキース戦では、2試合連続本塁打となる14、15号を放った。

だが、16~18日(同17~19日)の敵地でのレッドソックス3連戦では、吉田正尚外野手(32)との直接対決だったが、3試合で1安打のみ。10打数1安打の打率1割で4三振を喫し、前日19日(同20日)の敵地・カブス戦でも3打数無安打に終わり、チームも2―16という大敗を喫した。この日も3打席目までは快音がなかったが、4打席目に出た10打席ぶりの安打が、6試合ぶりの本塁打となり、チームを逆転勝ちに導いた。これまでの15本塁打はすべてソロか2ランで、3ランは初めて。誠也は4打数1安打だった。

 ▽岡本「最低限ランナーを進められばいいなという風に思っていましたし、うまく捉えられてよかったなと思います。(8回は)本当に粘り強くつながってましたし、ブラディ(ゲレロ)が同点タイムリーを打って、僕はちょっと気楽な場面というか、同点だったので思い切って振っていこうと思った結果がホームランになってよかったなと思います」

 ◆日本人選手の1年目の本塁打上位

 〈1〉22 大谷翔平(18年、エンゼルス

 〈2〉20 村上宗隆(26年、ホワイトソックス)

 〈3〉18 城島健司(06年、マリナーズ

 〈4〉16 松井秀喜(03年、ヤンキース)、岡本和真(26年、ブルージェイズ)

 〈6〉15 井口資仁(05年、ホワイトソックス)、吉田正尚(23年、レッドソックス)

 〈8〉14 鈴木誠也(22年、カブス)

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