◆サッカー北中米W杯▽1次リーグL組第3戦 パナマ0―2イングランド(27日、ニューヨーク・ニュージャージー競技場)

 既に決勝T進出を確定させているイングランド(FIFAランク4位)がパナマ(同34位)を下し、2勝1分けの勝ち点7でL組首位通過を決めた。後半17分にMFベリンガムが先制ゴール。

同22分には、エースFWハリー・ケインにゲーリー・リネカー氏が持つイングランド記録を上回るW杯通算11得点目が生まれた。

 イングランドは、首位通過のためには勝利が求められる状況。初戦のクロアチア戦で2ゴールのケインらが先発に名を連ねたが、前半は既に敗退が決まっているパナマの堅守に苦しんだ。今大会初先発のFWサカが序盤から積極的にシュートを放ち、同35分にラッシュフォードが右からのクロスに頭で合わせるも枠外。後半アディショナルタイム3分にはラッシュフォードが直接FKでゴール右を狙ったが、ポストにはじかれた。前半は圧倒的にボールを保持しながら、シュート9本で無得点に終わった。

 後半もゴール前に人数をかけたパナマを攻めあぐねたが、同17分に左GKからベリンガムが左足ワンタッチで決め、待望の先制ゴールが生まれると、エースも続いた。22分にケインが左からのクロスに強烈なヘディング弾。1986年メキシコ大会得点王に輝き、93年のJリーグ開幕時に名古屋でもプレーしたリネカー超えのイングランドW杯最多ゴール記録を打ち立てた。

 イングランドは、チェルシーで欧州CL制覇も経験したドイツ出身のトゥヘル監督のもと、ボール支配率を高めるスタイルで欧州予選では無失点で8戦全勝と圧倒した。決勝Tもエースのケインを中心に自国開催の1966年大会以来、60年ぶりの優勝を目指す。

 ◆イングランド(8大会連続17度目) FIFAランク4位。

W杯は1966年大会で初優勝。欧州選手権は2020、24年に準優勝。25年1月からドイツ出身のトーマス・トゥヘル監督(52)が指揮。主な選手はFWハリー・ケイン(バイエルン)、MFベリンガム(Rマドリード)、MFライス(アーセナル)。欧州予選は8戦全勝、22得点無失点で突破。首都ロンドン。人口約5600万人

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