◆米大リーグ ホワイトソックス14―1アスレチックス(10日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)

 ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が10日(日本時間11日)、本拠地・アスレチックス戦に「2番・一塁」でスタメン出場し、42日ぶりの復帰戦で5打数1安打1打点。守備と走塁でも軽快な動きを見せて、3連敗中だったチームを快勝に導いた。

5月29日(同30日)の本拠地・タイガース戦の2打席目に一塁を駆け抜けた際に右太もも裏を痛めて途中交代。肉離れで復帰まで4~6週間と診断されて負傷者リスト(IL)に入っていた。

 両軍無得点、初回1死走者なしで1打席目に立った際には、本拠地のファンからスタンディングオーベーションで出迎えられた。久々のメジャーの打席だったが、先発左腕・ロペスの前に空振り三振。4回表には一塁線の強烈な打球を倒れ込みながら好捕するファインプレーを見せたが、4回先頭の2打席目も、2番手右腕・シバーレの前に空振り三振を喫した。

 3―0となった5回無死一、三塁の3打席目は、3番手右腕・アルバラドが4球連続100マイル(約161キロ)超えの直球を投げ込み、見逃し三振。4球目はボール判定だったが、相手捕手がチャレンジをして判定がストライクに覆る不運も重なった。それでも6―1とリードした7回無死一塁の4打席目に、4番手右腕・スターナーから右翼線へ適時二塁打。二塁まで軽快に走り、小さな笑顔を見せ、続くバルガスの左翼への適時二塁打で生還した。

 7回には「9番・中堅」でスタメン出場したピーターズがサイクル安打を達成。13―1とリードを広げた8回先頭の5打席目は、外野手の左腕・コルテスと対戦したが、まさかの見逃し三振に倒れて苦笑いだった。

 7、8日(同8、9日)にはマイナー戦に出場。

2試合連続安打を放つなど7打数2安打1打点で走塁や一塁の守備も問題なくこなして復帰が決まった。2試合を終えて村上は「久しぶりに出ているので疲れはありますけど、順調にしっかりリハビリをできたと思います」と手応えを口にしていた。

 さらにこの日、村上は、オールスター、本塁打競争に出場することも発表された。日本人野手がメジャー1年目でオールスターに選出されるのは2001年イチローマリナーズ)、03年松井秀喜(ヤンキース)、08年福留孝介カブス)に続いて4人目で、日本人野手が選出されるのは初めて。本塁打競争に参戦するのは21年大谷翔平(当時エンゼルス)以来2人目となり、シュワバー、ハーパー(ともにフィリーズ)らと争い日本人初優勝を目指すことになった。

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