米大リーグ(MLB)のドラフト会議が11日(日本時間12日)、米ペンシルベニア州フィラデルフィアでスタートし、4巡目、全体135人が指名された初日を終えたが、昨年10月のNPBドラフト会議でソフトバンクから1位指名を受けたスタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(21)と、オリックスから6位指名を受けた石川ケニー投手(22)の名前は呼ばれなかった。

 現地時間の午後1時頃にスタートしたドラフト会議は、全体1位の指名権を持っていたホワイトソックスが、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のロッチ・チョロウスキ遊撃手(21)を指名してスタート。

別会場で家族らとともに指名を待っていたチョロウスキは涙を流して喜ぶ様子も現地中継では放送された。

 米国やカナダの高校、大学などに在籍する選手が対象となるMLBのドラフトではこれまで、日本人選手が4巡目以内に指名されたのは、13年にカリフォルニア州ランチョバーナード高からヤンキースに2巡目(全体66位)指名を受けた加藤豪将(現ブルージェイズスタッフ)のみ。佐々木と石川は日本人史上最上位指名とはならなかった。あす12日(同13日)に5巡目以降の指名があり、吉報を待つことになる。

 昨年はハワイ大の武元一輝投手がアスレチックスから19巡目(560位)指名を受けた。佐々木と石川が指名を受ければ、NPBドラフトで指名を受けた直後にMLBドラフトでも指名されるという初のパターンとなる。

 NPB球団との交渉期限は今月31日で、MLB球団との交渉期限は米東部時間今月27日午後5時(日本時間28日午前6時)まで。あすのドラフトを終えると、指名の有無関わらず、佐々木と石川の進路決断も前進していくことになりそうだ。

編集部おすすめ