◆第108回全国高校野球選手権千葉大会 ▽準々決勝 習志野4―3東京学館浦安(22日・千葉県野球場)

 ノーシードで勝ち上がっている習志野が4―3で今春県準Vの東京学館浦安を逆転で破り、4強入りを果たした。

 東京学館浦安の最速147キロ右腕・大家雅史投手(3年)の前に7回まで3安打となかなか快音が響かず、2点を追う展開となった。

 試合が動いたのは8回裏だ。

 1点差に迫り、先発投手も務めた5番・林響己(3年)の中前適時打で同点に追いつくと、7番・岡智輝外野手(2年)のセーフティーバントで勝ち越しに成功した。

 思考に裏打ちされた一打だった。「周りを見て、サードが下がっているなと思って。そこにバントしたらセーフになるんじゃないかなと思って」と岡。また、セーフティーバントに関しても「朝から晩まで練習していたことで、自分の武器」と胸を張った。

 その上で「自分たちは常に、運を拾うということを意識していて。今日の打席に入る前に、3個ゴミを見つけてポケットに入れて立った。それでセーフティーバントを仕掛けたら成功した」と白い歯を見せた。

 小林徹監督は2試合続けての逆転劇に「つないでつないでというような野球を徹底するようにしていた。“らしい”試合だった」と振り返った。また主将の井上重児郎内野手(3年)は今夏に向けての取り組みについて「秋春に結果を残せなかったので一戦一戦大切に、チーム全体として力が上げられるよう積み上げてきた」と語った。

 次戦は24日、ZOZOマリンでの準決勝で拓大紅陵と対戦する。井上は「一戦必勝。全員で束となって初回から行けるように」と気を引き締めた。

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