◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 36」(6日、後楽園ホール)観衆1494人(超満員札止め)

 新日本プロレスは6日、後楽園ホールで「G1 CLIMAX 36」を開催した。

 メインイベントのAブロック公式戦でIWGPヘビー級王者の辻陽太がSTRONG無差別級王者のボルチン・オレッグと対戦した。

 共に4勝2敗同士の対決は、真っ向から激突する熱闘に発展。辻がファイヤーブラスターを狙うとボルチンはカウンターのラリアットで反撃。さらにバーディクト、パワーボムでたたみかける。

 辻が驚異的なスタミナでファイヤーブラスターを狙うもボルチンは餅つきパワーボムをさく裂。最後はラストカミカゼで辻から劇的な初勝利を飾り、5勝目をゲットし勝ち点10でKONOSUKE TAKESHITAと並び首位に立った。

 3戦目で初めて辻を破ったボルチンはリング上で「辻、あなたは、悪い言いかただけど、褒めるのよくないけど、オマエは本当に漢だ。最強の漢、新日本プロレスの漢だ!だからオレも、あなたについていくわ」と辻へメッセージを送った。

 さらに「最後の締めは、カザフスタンの言葉で締めたいけど。ただ、好きのプロレスの、プロレスの戦いで、好きのプロレスで、オレが最強の選手になりたいから! これから『G1』優勝して、アウガ! アウガ! アウガー!!!!」と絶叫した。

 バックステージでボルチンは「自分は今年は辻がMVPと思ってるから。本当にメッチャ強いし頑張ってるし、それを見たら自分たちも頑張らなきゃいけないと思うし、これからもっと頑張るし、とりあえず『G1』に向けて。もうそこがおもしろいところ、プロレスで。

どれだけ身体しんどくて、どれだけ人間は弱くても、そのプロレスのファンのおかげで強くなってモンスターになって、人によっては自分のいいところが100%以上出せるから。それがプロレスにしかないとこだから。ありがとうございました」と明かした。

 敗れた辻は「まったく、チャンピオンとして情けないとともに、頼もしいぜ、ボルチン・オレッグ! 商売あがったりだ、アンタにこんなこと言われたんじゃな。うれしいぜ。後藤(洋央紀)にはさ、『1人で背負うな』って言われたけどさ、俺はハナから、俺1人で背負えるなんざ、ひと言も言ったことない。この、新日本プロレスのレスラーみんなで新たな黄金時代を作るんだ。そう、俺たちならできる。俺たちならできる。俺たちなら、できるはずだ」と前を見据えた。

 後楽園大会を終え、Aブロックは勝ち点10でボルチンとTAKESHITAが首位を並走。後を4勝3敗の8点で辻、鷹木信悟、大岩陵平が追走する。

 ◆8・6後楽園ホール大会全成績

 ▼第1試合 20分1本勝負

〇ジェイコブ・オースティン・ヤング、HENARE(6分51秒 ジェイコブスラダー→エビ固め)安田優虎●、上村優也

 ▼第2試合 20分1本勝負

ディック東郷、〇成田蓮(6分01秒 クロス式膝十字固め)松本達哉●、ウルフアロン

 ▼第3試合 20分1本勝負

〇ゼイン・ジェイ、カラム・ニューマン(8分27秒 リングアウト)外道、OSKAR●

 ▼第4試合 20分1本勝負

〇ハートリー・ジャクソン、ザック・セイバーJr.(10分23秒 ジャンピングパワーボム→エビ固め)永井大貴●、ドリラ・モロニー

 ▼第5試合 『G1 CLIMAX 36』Aブロック公式戦 30分1本勝負

〇SANADA(3勝4敗=6点)(8分10秒 KO)Yuto‐Ice(3勝4敗=6点)●

 ▼第6試合 同 30分1本勝負

〇ジェイク・リー(3勝4敗=6点)(1分47秒 反則)グレート‐O‐カーン(2勝5敗=4点)●

 ▼第7試合 同 30分1本勝負

〇大岩陵平(4勝3敗=8点)(8分51秒 ビッグロック)後藤洋央紀(2勝5敗=4点)●

 ▼第8試合 同 30分1本勝負

〇鷹木信悟(4勝3敗=8点)(19分44秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め)KONOSUKE TAKESHITA(5勝2敗=10点)●

 ▼第9試合 同 30分1本勝負

〇ボルチン・オレッグ(5勝2敗=10点)(24分35秒 ラストカミカゼ→体固め)辻陽太(4勝3敗=8点)●

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