プロレスリング・ノア「LEGACY RISE 2026」(9日、後楽園ホール)観衆1589(札止め)

 プロレスリング・ノアは9日、後楽園ホールで「LEGACY RISE 2026」を開催した。

 前売り券が立見券まで全席完売した沸騰大会。

メインイベントでGHCヘビー級王者のシェイン・ヘイストが「ロス・トランキーロス・デ・ハポン」内藤哲也と4度目の防衛戦を行った。

 2025年5月に新日本プロレスを退団し今年元日の日本武道館大会からノアへ本格参戦している内藤は7・18大阪大会で清宮海斗との挑戦者決定戦を制しGHC王座への初挑戦をゲットした。

 両者は2023年7・26後楽園ホールでの新日本プロレス「G1クライマックス」公式戦で対戦しており、この時はヘイストが勝利。3年後に舞台をノアに移し、方舟マット最高峰王座をかけた一騎打ちは、内藤の入場で札止めの客席から「内藤コール」の大合唱。期待を背にリングインした内藤は、序盤はグラウンドの展開で王者と互角の攻防を繰り広げた。

 場外へのプランチャ、フェンスへの攻撃で攻め込まれ10分が経過するとヘイストが優位に立ったが内藤も逆襲する。ロープを使ってのスイング式DDTで追い込み雪崩式フランケンシュタイナーを狙うも逆に雪崩式パワーボムでたたき付けられた。

 15分が過ぎ王者にペースを握られたがパワーボムを切り返し顔面への蹴りで反攻。シェインも強烈な投げで逆襲し白熱の攻防に発展した。20分過ぎに王者がスリーパーホールドの態勢から投げ捨てる荒技で攻勢も内藤はヘイストの必殺技「ボム・バレー・デス」を切り返してのデスティーノで大逆転。コリエンド式から最後も内藤が王者を必殺の旋回式のデスティーノ3連発で後頭部をマットにたたき付け勝利しGHC王座を初奪取した。

 大内藤コールに包まれたリング上でマイクを持った内藤は観衆に感謝すると「俺はこのリングに残るよ。

だってGHCヘビー級王者だからね」と宣言した。さらに「次の試合はいつなのかは決まってないけど、まさに…トランキーロ!あっせんなよ」とほほ笑み「俺はこの7か月半。このプロレスリング・ノアでの戦い楽しかったよ。まだまだこのリングに上がり続けるぜ」と約束した。そして、「デ・ハ・ポン」の大合唱で締めくくると聖地に内藤コールがわき起こった。

 新日本プロレスのIWGPヘビー級王座(世界王座も含む)に続くメジャー団体の最高峰タイトル「2冠王」となった内藤はバックステージで「このリングがこんなに楽しいなんて想像もしてなかったよ」とノアでの充実した戦いをかみしめ「このプロレスリング・ノアをさらなる高みにお連れしますよ」と約束した。しかし、9・12後楽園で開幕する最強決定リーグ戦「N―1 VICTORY2026」をエントリーしない意志を表明した。シリーズには参戦するも、公式戦不参加の理由を「このプロレスリング・ノアの選手たち、関係者、社員のみなさまは我々ロス・トランキーロス・デ・ハポンが邪魔なんでしょ?一刻も早くいなくなってほしいんでしょ?だったらさ、ノアでナンバーワンの選手を決めてその選手と俺がぶつかればいいじゃん。そしたらさ、俺はベルトを失いもしかするとこのリングを去ることになるかもよ」と独自の構想を披露した。今後、ノアの関係者と密談し王者権限で様々なアイデアを要求していくことを予告していた。

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