◆第108回全国高校野球 選手権大会第6日 ▽2回戦 高川学園7―1高岡商(10日・甲子園

 高川学園(山口)のプロ注目右腕・木下瑛二(3年)が、高岡商(富山)を相手に9回1失点完投でチームを16強一番乗りに導いた。

 3季連続の甲子園のマウンドで躍動した。

2回1死一塁、帽子を飛ばして投げ込んだストレートで空振りの3球三振。球場のスピードガンは自己最速タイの147キロを計測した。試合前に松本祐一郎監督は気迫が前面に出るタイプの右腕に対して「気持ちのコントロール」も求めたが、落ち着いたマウンドさばきを披露。少ない球数でスコアボードに0を重ねた。

 9回に1死満塁のピンチを招き1失点はしたが最少失点で踏ん張り完投。105球を投げ5安打2四球1失点、8奪三振の内容だった。

 最速147キロ右腕で、希望進路はプロ一本。横浜・織田翔希(3年)ら注目選手がひしめく中、「自分はそんなに有名じゃないので、ここで一気に追い越すくらいの勢いで活躍して注目されたい」との意気込み通り、鮮烈な印象を残した。試合後は「3度目の正直と思って、最後まで譲らないと投げていた。今日は打たせて取るピッチングができたことは良かった。バックが本当にたくさん声をかけてくれて、いい守りもしてくれた。野手にありがとうと伝えたい」と話した。

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