◆第31回クラスターカップ・Jpn3(8月11日、盛岡競馬場・ダート1200メートル、良)

 真夏のダートスプリント重賞が9頭立て(ボナンザが出走取り消し)で行われた。1番人気のアンズアメ(牝4歳、栗東・高柳大輔厩舎、父ドレフォン)が豪快に伸びて差し切り、3連勝で重賞初挑戦Vを飾った。

川田将雅騎手は2023年のリメイク以来、3年ぶりの同レース勝利となった。勝ちタイムは1分9秒7。

 同馬は5月の高瀬川Sを勝ちオープン入り。続く6月の水無月Sでオープン初勝利をマークしていた。川田将雅騎手は22年9月の木更津特別(8着)以来、3年11か月ぶりの52キロでの騎乗で勝利に導いた。

 2番人気のサンライズアムール(幸英明騎手)が2着、4番人気のクロジシジョー(菱田裕二騎手)が3着だった。

 川田将雅騎手(アンズアメ=1着)「(今の気持ちは)無事に届いてくれて何よりです。

 (外から鋭い脚でとらえました)よく頑張ってくれました。

 (いいスタートで位置取りについては)行く馬を行かせて、リズムだけを取っておこうと思っていました。

 (どのあたりで前に行こうかと思っていたのか)「うん(笑。場内からも笑い声)。スムーズに競馬を進めながら3、4コーナもリズム良く行けましたし、サンライズ(アムール)の手応えも良く、離れていく感じはあったのですけども、直線で坂もしっかりありますし、ゴールまでにつかまえてくれればいいと思っていましたので、少し時間はかかりましたが、それのぶんサンライズがいい走りをしていたというところで、後ろが4馬身離れていますので、そこをきっちりつかまえてくれたというところが彼女の素晴らしさだと思います。

 (前走の水無月Sも強いレース。今回、対戦相手との負担重量の差が少なくなったことについて)正直なことを言えば、全体的な斤量が上がっちゃえばいいのにと思いますけどね。一番重たい馬で55キロですから、そこが57になれば、下の馬たちも54になるので、その方がよりフェアな競馬になるんじゃないかなと個人的に思いました。

 (アンズアメは一気にダートグレード競走初勝利。充実ぶりがうかがえる。感じている強みは)独特な走りをする馬なので、すごく特徴的ではあるのですけれども、前回乗ったときに、ここもきっちりと勝つことができる馬だなと思ってきょうを迎えてますので、それ通りの走りになったところが、そもそも彼女の能力の高さだと思っています。

 (川田騎手は盛岡コースで好相性。ファンにメッセージを)「勝てる馬ばかりで来させていただいていますので、また南部杯(10月12日、ダート1600メートル)にもお邪魔する可能性が非常に高いですから、改めて南部杯のときにお会いできたらと思います。きょうは何よりアンズアメが頑張って重賞を勝ってくれたことを、皆さん楽しんでもらえたらと思います。ありがとうございました」

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