◆第108回全国高校野球選手権大会第9日 ▽2回戦 青森山田2―6東日本国際大昌平(13日・甲子園

 春夏通じて初出場の東日本国際大昌平(福島)は青森山田との東北勢対決を制した。福島県勢の初出場2勝は1963年夏の磐城以来、63年ぶり2校目となった。

 4回、先頭の3番・峯大珠(3年)が左前安打で出塁。1死から5番・入口侑大(2年)が空振り三振した際に捕逸、悪送球と相手の守備が乱れ峯が一塁から一気に三塁へ。続く6番・金沢匠良(3年)が相手先発の2年生右腕・手代森爽来(さく、2年)の2球目、外角のスライダーをとらえ中前に運ぶ先制の適時打を放った。

 同点とされた5回無死一塁、小内壱晟(3年)がバントの構えを見せ、相手内野手はシフトを敷いた。ここでバスターで三塁手の頭上を抜く左翼線適時二塁打で勝ち越しに成功すると、金沢の2点適時打など打者9人の猛攻でこの回一挙に5点を奪い、リードを6―1に広げ、主導権を握った。

 先発したエース右腕・照沼佑崇(ゆたか、3年)は初戦の白樺学園(北海道)で141球を投げ1失点完投していたが、この日も中4日ながら疲れを感じさせない投球を披露。最速143キロの直球にスライダー、カーブを織り交ぜて完投し、初出場校としては県勢63年ぶりとなる3回戦進出を引き寄せた。

 1963年の磐城は2勝して3回戦に進出。その後、71年夏の甲子園で準優勝し、「コバルトブルー旋風」を巻き起こした。

 

 

編集部おすすめ