◆JERAセ・リーグ 巨人2―3阪神(13日・東京ドーム)

 阪神・下村海翔投手が5回4安打2失点で待望のプロ初勝利を挙げた。

 2回無死一塁で、中山に左中間へ先制2ランを浴びたが、その後は粘投。

150キロ前後の直球とフォークを武器に、巨人打線に追加点を許さなかった。

 チームは6回に坂本の2ランで逆転。23年ドラフト1位右腕は入団直後に右肘を手術(通称トミー・ジョン手術)。長いリハビリを経て、今季5度目の登板、大事な天王山で勝利投手となり、駆けつけた両親に感謝の思いを口にした。以下はヒーローインタビューの一問一答。

ーおめでとうございます。

「ありがとうございます」

ー率直な気持ちを。

「入団してから結構、時間かかってしまったんですけど、1軍で勝つことを目標にずっとリハビリを頑張っていたので、本当にうれしいです」

ーどんな思いでマウンドに。

「大事な戦いになるとは思っていたんですけど、チームの皆さんが2連勝して今日を迎えてくれた。その流れに乗ろうと思って必死に頑張りました」

ー振り返って。

「先制点与えてしまったんですけど、その後のピンチはしっかり粘れた。粘り強く投げられたと思います」

ー佐藤選手が3連発、坂本選手の逆転2ラン。

「5回で交代と言われて、ベンチで応援していて、まさかあそこで逆転してくれるとは思わなかった。本当に打った瞬間、跳びはねるような感じで喜んでしまいました」

ープロ初勝利は誰に伝えたい?

「今日も関西から両親が見に来てくれているんで。今どこにいるかは分からないですけど、あとでLINEなり、連絡して『ありがとう』と伝えたいです」

ーこの場でぜひ。

「やばい。えっと…(目を潤ませる)。入団してから心配ばっかりかけていたんですけど、家帰った時とかいつも全然僕に野球の話とかせずに見守ってくれてたんで、僕よりも心配していたと思うんですけど、時間はかかってしまいましたけど、何とか今日勝ててよかったです」

ー声援はどんなパワーに変わった?

「いつもピンチの時にすごい声援を送ってくださって、それが本当にマウンド上で力に変わったので、いつもファンの皆さんに支えられて、何とか投げることができました」

ー3連勝で巨人と3ゲーム差(虎党沸く)。

「自分は全然力になれていないと思うんですけど、任せられたところで精いっぱい、これからもチームに貢献できるように頑張ります」

ー改めて一言。

「入団してからすぐ手術してしまって、球団の方にもファンの皆さんにも病院の先生にもトレーナーさんにも支えられてきたので、今こうやって投げられるのもその人たちのおかげだと思っています。何とかチームの勝利に貢献できるようにこれからも必死に頑張ります」

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