横浜(神奈川)が08年夏以来18年ぶりとなる4強入りを懸けて、花巻東(岩手)との準々決勝に臨む。全国的な知名度を誇る強豪同士だが、甲子園では春夏通じて初対戦となる。

 元監督で、歴代5位タイの甲子園通算51勝を挙げた渡辺元智さんが、17日に81歳で死去。訃報(ふほう)に接し、チームは同日の練習前に黙とうをささげた。

 試合前取材に臨んだ村田浩明監督(40)は渡辺さんの教え子で、2004年の夏の甲子園では主将として8強入り。村田監督は「本当に、ついさっきまでって言い方はあれなんですけども、(最近まで)普通に電話して、メールもして元気だったんですけど、その連絡を(17日朝に)受けて、まだ正直実感は湧いてない」と突然の別れだったことを明かした。

 「監督さんがいるからどこか甘えている自分もいたり。でも監督さんに絶対に全国制覇をして恩返しをしたいですと言って、春の決勝戦の時なんかは決勝の前の日の練習に、わざわざ新幹線の始発に乗ってきてくれたりとか…」と恩師への感謝の言葉を並べ、「いつどこでも監督さんがいるという感じで助けてもらったけど、本当に監督さんがもうおられないとなった時に、ショックですけど自分が本当にこれから横浜高校を背負ってもっと強くして、もっといいものにしていかなきゃいけないという自覚と責任、使命というものがすごく芽生えた」と決意を示した。

 

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