◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(30日・マツダスタジアム)

 ヤクルト・小川泰弘投手(36)が先発し、3回73球を投げ、5安打5失点(自責2)で降板し、3月31日の広島戦(神宮)以来152日ぶりとなる今季2勝目はならなかった。

 6月4日のロッテ戦(神宮)以来、87日ぶりのマウンドとなった小川。

初回、先頭の名原には初球110キロの変化球から入り、2ストライクから右前安打を浴びた。続く大盛のライナー性の当たりを二塁手の内山が捕球できず(記録は失策)、小川の暴投も重なって無死二、三塁。いきなりピンチを背負うと、3番ファビアンの中犠飛で先取点を献上した。4番の坂倉には四球を与えると、菊池に右翼線への適時二塁打を浴び、続く佐々木の一ゴロの間にも1点が入り、0―3とリードを広げられた。

 2回も先頭の勝田に左前安打を浴びると、森の犠打で1死二塁。2巡目の対戦となった名原に左前適時打を浴びて2イニング連続の失点となった。2回を終えて4安打4失点で53球を投げたが、3回2死で打席に立つと、先発左腕・森からチーム初安打となる右前安打を放ったが、得点にはつながらなかった。

 3回には先頭の坂倉にフルカウントから右翼へソロを被弾。今季ワーストに並ぶ5失点となった。4回のマウンドには2番手の丸山翔が上がって降板。今季最短の3回降板となった。

 この試合が8試合目の登板で、試合前の時点で1勝4敗、防御率5・45だった。

ファームでは9試合に登板して0勝2敗、防御率2・91の成績を残していた。

 中日、巨人に6連敗を喫して広島に乗り込んだヤクルト。3連戦の結果次第では最下位に転落する可能性もあった中で、28日の初戦で先発した奥川が8回1失点で7勝目をつかむ好投を見せて6連敗を止めると、前日29日は山田が待望の1号を放つなど14安打9得点と打線が爆発して2連勝と勢いに乗っていた。

 小川について池山監督は試合前に「2軍でもずっと頑張ってくれていたので、自分の投球をしっかりしてもらえればいいかなと思う。勝つに越したことはないし、勝ちがつくことに越したことはない。責任イニングをしっかり勝ちのままバトンを渡してもらえる投球を見せてもらえれば。相手と勝負しながら、(2軍で)失点もあまりしていないので、しっかり試合を作ってくれている印象。テンポが悪くなると、コントロールが命の投手なので、リズムとテンポが乱れると球数が増えてくる」と期待を込めていた。

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