バレーボール女子のアジア選手権は30日、中国・天津で最終日を迎え、日本女子はイランを3-0のストレート勝って3位に入り、来夏W杯の出場権を獲得した。優勝で得られる2028年ロサンゼルス五輪の出場権の獲得はこの大会で果たせず、来夏の五輪予選を兼ねたW杯での再挑戦に回ることになった。

 熱戦を繰り広げた女子に続き、次は石川祐希、高橋藍、西田有志ら日本男子が、ロス五輪のアジア代表を決めるアジア選手権(9月4~13日、北九州市立総合体育館)にアタック。日本女子が失敗した最短での五輪切符取りを狙う。

 3大会連続11度目の五輪出場を狙う世界ランク6位の日本男子。8月に終えたネーションズリーグ(NL)決勝大会は開幕13連勝後、失速して2連敗でメダルを逃す4位に泣いた。米国、スロベニアなど世界との激闘だったが、ロラン・ティリ監督(62)が「NLは忘れろ」と号令をかけてチームは顔を上げた。北九州では天国と地獄を味わった経験値を持って挑むことになりそうだ。

 23年大会で優勝して以降アジア勢には無敗だが、9月4日の初戦で戦う世界ランク63位のオマーンなどデータがない不気味さはある。エースの高橋藍は「自分たちのバレーボールをする」と強調。日本らしい攻守で穴のないバレーで一発回答を出す決意を示している。

 アジア選手権に向けて最後の実戦となった、今月26日の同7位・ブラジル代表との国際親善試合(有明アリーナ)は、1ー3(23―25、25―20、19―25、26―28)で敗れたが、好材料もある。首のけがで別調整していたエースの石川祐希主将(30)=ジラート=が第1セット(S)から先発出場。強烈なスパイクを決めるなど大一番へ向けて復活を印象づけた。

女子が果たせなかった一発取りへ、いざ、出陣だ。

【アジア選手権 日本男子の試合日程】※日本の世界ランクは6位

▽1次リーグA組

第1戦=9月4日19時30分 vsオマーン(世界63位) 

第2戦=9月6日19時30分 vsバーレーン(世界44位)

第3戦=9月8日19時30分 vsオーストラリア(世界49位)

準々決勝=9月10、11日

準決勝=9月12日

決勝、3位決定戦=9月13日

【日本代表候補】

▽監督 ロラン・ティリ(62)

▽アウトサイドヒッター

新井 雄大 (28)=広島T

石川 祐希 (30)=ジラート

一ノ瀬 漣 (17)=鎮西高3年

大塚 達宣 (25)=ミラノ

甲斐 優斗 (22)=大阪B

後藤 陸翔 (25)=東京GB

高橋藍 (24)=ルブリン

富田 将馬 (28)=大阪B

▽セッター

永露 元稀 (30)=広島T

河東 祐大 (28)=J愛知

下川 諒 (26)=サントリー

関田 誠大 (32)=サントリー

深津 英臣 (36)=WD名古屋

▽ミドルブロッカー

エバデダン ラリー (26)=大阪B

小野寺 太志 (30)=サントリー

高橋健太郎 (31)=J名古屋

西川 馨太郎 (26)=大阪B

西本 圭吾 (27)=広島T

三輪 大将 (26)=広島T

村山 豪 (28)=東京GB

山内 晶大 (32)=大阪B

▽リベロ

小川 智大 (30)=ルブリン

備 一真 (28)=サントリー

武田 大周 (24)=東レ静岡

山本 智大 (31)=大阪B

▽オポジット

高橋 慶帆 (22)=J名古屋

西田 有志 (26)=大阪B

西川 馨太郎 (26)=大阪B

西山 大翔 (23)=大阪B

宮浦 健人 (27)=WD名古屋

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