歌舞伎俳優の松本幸四郎(53)が2日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた「秀山祭九月大歌舞伎」(2~26日)の昼の部「ひらかな盛衰記 逆櫓」に出演した。

 秀山祭は明治から昭和に活躍した初代中村吉右衛門を顕彰して2006年に2代目吉右衛門を中心に始まった公演で、今年で20年。

2代目吉右衛門を叔父に持つ幸四郎は陽気で快活な船頭松右衛門と、主君への静かな思いと苦悩を見せる樋口次郎兼光を見事に演じ、「歌舞伎の得意技が詰まった演目だからこそ、しっかりと自分の歌舞伎の芸を見つめ直して勤めたい」と気を引き締めた。

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