◆愛知・名古屋アジア大会 第3日 バレーボール(21日、小牧市スポーツ公園総合体育館)

 48年ぶり金メダルを目指す日本女子は決勝進出をかけて韓国と対戦し、第1セットを25―20で先取した。

 第1セットからクロスゲームとなった中で、予選からフル稼働の最年少20歳、秋本美空が存在感を放った。

ポジションはアウトサイドヒッターだが、今大会はチーム最長身185センチの高さを生かして、ミドルブロッカーで起用されている。

 秋本は随所でスパイクを打ち、高さあるブロックで韓国のアタックをシャットアウト。アジアの宿敵の勢いを封殺した。準決勝までの5戦で、秋本の合計得点は和田由紀子、佐藤淑乃のダブルエースを超えるチーム最多の44点。攻守で脅威の働きぶりを見せつけた。

 先発メンバーは4強入りを決めた台湾戦と同じ和田、佐藤、セッターに主将の関菜々巳、MBに山田二千華、鴫原ひなた、秋本、リベロは西崎愛菜が入った。

 準決勝の第1試合は、2連覇を狙う中国が、アジア選手権覇者でロス五輪出場権を持つタイを3-2で破り決勝に進出。日本が韓国に勝てば2大会連続で中国と決勝で対戦する。韓国戦は19時20分開始予定だったが、フルセット決着となった中国ータイの激戦の余波で50分遅れの20時10分からのスタートとなった。

 韓国との通算成績は日本の101勝48敗。直近は8月23日にアジア選手権1次リーグで対戦し、3―0で勝利。和田がチーム最多19得点、佐藤も18得点と活躍した。

 8月のアジア選手権準決勝でタイに敗れ、28年ロサンゼルス五輪の出場権を最短で獲得とはならなかった日本女子は、今季主将の石川真佑(エジザジュバシュ)以外のメンバーで32年ぶり自国開催の今大会に臨んでいる。

 4年に一度のアジア大会で、女子種目は第4回大会の1962年ジャカルタから実施。日本は62年大会から78年バンコク大会まで5連覇した後、優勝から遠ざかっている。06年ドーハ大会では5大会ぶりの決勝で中国に敗れ、4大会ぶり決勝に進んだ前回22年杭州大会も中国に敗れた。

▽準々決勝結果

タイ  3-0 インドネシア

中国  3-0 ベトナム

韓国  3-0 カザフスタン

日本  3ー0 台湾

▽準決勝

中国 3ー2 タイ

日本ー韓国

▽日本の試合結果

■予選

16日 ネパール 3〇0

18日 インドネシア 3〇1

※予選首位通過

20日 準々決勝 台湾 3〇0

21日=準決勝 韓国 ?

22日=決勝、3位決定戦

【日本女子のアジア大会代表メンバー】()内数字は背番

⑴アウトサイドヒッター

和田由紀子 (ブスト・アルシーツィオ)

⑸アウトサイドヒッター

佐藤淑乃(ミラノ)

⑹セッター

関菜々巳※主将(ブスト・アルシーツィオ)

⑾ミドルブロッカー

山田二千華(NEC川崎)

⒀ミドルブロッカー

山口真季( KUROBE富山)

⒁セッター

塩出仁美 (大阪MV)

⒃アウトサイドヒッター

鴫原ひなた(愛知)

⒅リベロ

西崎愛菜(大阪MV)

(21)アウトサイドヒッター

廣田あい(NEC川崎)

(22)アウトサイドヒッター

北窓絢音(SAGA久光)

(23)ミドルブロッカー

井上未唯奈(SAGA久光)

(26)アウトサイドヒッター

秋本美空(ブスト・アルシーツィオ)

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