◆愛知・名古屋アジア大会 第5日 体操女子(23日、名古屋市総合体育館)

 女子の団体総合決勝が行われ、予選首位通過の日本は、14連覇を狙った宿敵、中国との事実上の一騎打ちに競り負けて、史上初の金メダルを逃した。金メダルと1・100点差の165・362点で銀メダルとなった。

北朝鮮が158・329点で銅メダルだった。1974年の第7回テヘラン大会から実施された体操団体で、中国が166.462点で無敗の14連覇を果たした。日本は2大会連続の銀メダルで、8大会連続の表彰台入り。個人総合で日本初の金メダルに輝いた杉原愛子、同銅メダルの西山実沙は2個目のメダルを獲得した。

 8チームで争う女子の団体総合は4種目で実施。1チーム3人を選抜して演技を行い、各種目の上位3人の得点を合計して競う。日本と中国は同じローテとなり、跳馬、段違い平行棒、平均台、床運動の順で演技し、西山実沙、岸里奈、杉原愛子、岡村 真、中村遥香で臨んだ。

 第1種目の跳馬は2位・杉原、4位・岸、5位・西山と好発進を切った。

 第2種目の段違い平行棒で中国が反撃し首位に浮上。首位を奪い返したい日本は第3種目の平均台で巻き返しにかかる。しかし、1番手の西山が、落下するミスが出て12・933点と得点を落とす。3番手の岡村が14点台をたたき出し、食らいついた。

 中国と3・233点差で迎えた最終種目の床運動は、杉原、岸、中村で勝負をかけたが、逆転勝利はならなかった。杉原は完璧演技を終えると感涙した。

 床運動は日本勢が1位・杉原、2位・岸、3位・中村が独占。試合を終えると、杉原は村上茉愛・強化本部長と抱き合って号泣。西山も涙をポロポロと流した。

【日本vs中国の金メダル争い 種目別順位の経過】

()内は種目内の個人順位 ※得点は速報値

⑴跳馬 1位:日本(杉原2位、岸4位、西山5位)41・632点 【日本が1・900点差でリード】

     2位:中国 39・732点

⑵段違い平行棒 1位:↗中国82.664点 2位:↘日本(西山2位、岡村8位、岸13位)81.865点   

        【中国が首位浮上、日本は0・799点差で2位に】

⑶平均台 1位:中国126・730点 2位:日本(岡村2位、中村7位、西山13位)

        【日本、中国との得点差は3・233点とさらに離れる】

⑷床運動 1位:中国166・462点 2位:日本(杉原1位、岸2位、中村3位)165・362点

     【中国が14連覇、日本は2大会連続銀メダル】

 

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