第105回凱旋門賞・G1は10月4日、フランス・パリロンシャン競馬場の芝2400メートルで行われる。

 ダリズ(牡4歳、仏・F・グラファール厩舎、父シーザスターズ)は史上8頭目の連覇がかかる。

昨年のこのレースでG1初制覇のあと、今年はガネー賞、アガカーン4世賞と2つのG1タイトルを積み重ねた。前走のフォワ賞も断然人気に応える強さで、抜群の瞬発力はここでも最上位の存在だ。パリロンシャンで7勝をマークしている点も見逃せない。

 カルパナ(牝5歳、英・A・ボールディング厩舎、父スタディオブマン)は昨年の凱旋門賞は7着だったが、今年はキングジョージ6世&クイーンエリザベスSで強豪カランダガンに勝利して、ヨークシャーオークスも勝つなど、昨年よりもパワーアップ。乾いた馬場でできれば、昨年以上の走りが期待できる。

 モルティーズクロス(牡3歳、英・W・ハガス厩舎、父シーザスターズ)は今年の英ダービーで2着だったが、パリ大賞で激戦を制してG1初勝利。前走のグレートヴォルティジュールステークスでは、英ダービー馬クリスマスデーを逆転して勝利した。斤量の軽い3歳でもあり、勢いに警戒したい。

 メイショウタバル(牡5歳、栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ)は宝塚記念の連覇を達成して参戦する。昨年のドバイ・ターフで海外遠征を経験している点は大きい。雨馬場が得意ということで、現地の馬場に対応ができるのではないかという期待もある。鞍上の武豊騎手は、これが12回目の凱旋門賞騎乗となる。

 アドマイヤテラ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父レイデオロ)は24年の菊花賞、今年の天皇賞春でともに3着とスタミナには自信がある。初の海外遠征だが、鞍上に凱旋門賞2勝のクリスチャン・デムーロ騎手を配してきた。

 これまで、のべ38頭の日本馬が挑んできた凱旋門賞。重い歴史の扉を開けられるかどうか、注目したい。

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