◆東都大学野球秋季リーグ戦第3週第1日▽立正大5―4中大(1日・神宮)

 立正大が中大に競り勝ち、連敗を4で止めた。

 「1番・一塁」でスタメン出場した三浦天和(てんと)内野手(2年=東邦)がヒーローに躍り出た。

6回に4点リードを追いつかれた、その裏だ。2死三塁の好機。左前に勝ち越し打を放ち、試合を決めた。4打数3安打1打点の活躍に、笑顔がはじけた。

 「最後は、気持ちでもっていきました。とにかくガムシャラにいきました。気持ちよかったです。セールスポイントはフルスイングです。きょうもできたと思います」

 入学直後の1年春、リーグ戦に出場したが、直後にBチームに降格。2年夏まで雌伏の時間を過ごした。

 「Bチームを味わったからこそ、今の自分があると思います。テングにならずにやっていきたいと思います」。

ハングリーに心身を鍛え、神宮の戦場に帰ってきた。

 「天和」と書いて「てんと」と読む。漫画「ドラゴンボール」をこよなく愛する父・慎治さんが主人公「孫悟空」の次男に当たる「孫悟天」にインスパイアされて命名した。明大野球部でプレーする兄・心空(こくう)投手(4年=東邦)は「悟空」が由来だという。天和は「ドラゴンボール、自分も見ていました。好きなキャラは孫悟天より孫悟空です」と笑わせた。

 「自分の結果より、チームの結果にこだわって、全力疾走などもしっかりやっていきたい」と天和。神宮はでっかい宝島。戦国東都の頂点へ、そうさ今こそアドベンチャー!(加藤 弘士)

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