◆JERAセ・リーグ 広島6―4阪神(3日・マツダスタジアム)

 優勝マジック1とした阪神が広島とのデーゲームで競り負け、道頓堀に待機していた虎党からため息が漏れた。

 勝つか引き分けでこの日、自力で優勝を決められた阪神だったが、2点ビハインドの9回。

2死二、三塁のチャンスに道頓堀の虎党は大盛り上がり。チャンステーマを歌うなどの熱気に包まれたが、得点には至らず。連覇決定は午後6時開始の巨人―DeNA戦(東京D)の結果に託された。敗戦直後、虎ファンからは「悔しい~」「横浜がんばれ!」などの声が上がった。この日同1時から待機をしていた10代の学生は「最後の希望としてベイスターズに期待して待機したいと思います!」とナイターの結果に望みを託した。

 グリコの看板で有名な戎橋から川に飛び込む“道頓堀ダイブ”や事故を防ぐため大阪府警の約800人が、ミナミの町を警戒にあたった。御堂筋側から戎橋が見えないように、約2メートルの高さまでビニールシートで目隠し。試合途中からは、戎橋上でハンドマイクを持った警官が約1メートル間隔でずらりと並び、橋の上に滞留せず、移動するように声がけを開始した。

 阪神が18年ぶりのリーグ優勝を決めた23年には、約1300人態勢で試合前から超厳戒シフトが敷かれた。戎橋の欄干に警官約40人ほどがガードし、ビニールシートによる目隠しもしたが、警戒の隙を狙ってダイブする人が相次いだ。

 03年の優勝時は約5300人が飛び込み、24歳の会社員が死亡した。05年V時は、大阪市が防止壁を設置したが、それでも55人がダイブした。

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