ドジャース・山本由伸投手(28)が、10月3日(日本時間4日)に第1戦を迎える地区シリーズで、第3戦目以降に先発することが濃厚となった。

 この日、ベイツ打撃コーチが、全体練習で前日9月30日(同1日)の非公開練習で山本と大谷翔平投手(32)がライブBP(実戦形式の練習)で対戦したことを明かした。

実戦に近い強度の高い練習で登板したことで、有力視されていた3日(同4日)の初戦登板の可能性は低くなり、6日(同7日)の第3戦以降が濃厚となった。

 この日はライブBP登板翌日とあって全体練習には参加せず、通常の登板翌日と同じようにリカバリーに充てたことが濃厚だ。球場入りしたのも他の選手よりも遅かった。第3戦登板となれば、”中5日”での登板となる。

 今季は本拠地で16登板で6勝6敗、防御率3・13だった一方で、敵地では12登板で8勝3敗、防御率1・77。敵地の成績が上回っており、敵地で行われる第3、4戦に回ることとなった模様だ。

 山本は今季、レギュラーシーズンの開幕投手を託されると、チームでただ1人先発ローテを守り抜いた。28登板で14勝9敗、防御率2・53という成績を残し、誰もが認めるエースに成長。防御率はリーグ3位、14勝は同5位タイ、182奪三振は同10位、WHIP0・87と被打率1割8分2厘は同2位だった。

 ロバーツ監督はスクバル、スネル、グラスノーという選択肢がある中で、「正直なところ、4人の投手全員を帽子の中に入れてランダムにクジを引き当ててマウンドに送り出すこともできるくらいだが、実際にはもっと意図を持った思考が背景にある。今すぐに決定を下す必要がないことを確認し、しっかりと明確にして話し合いを重ねようとしている」とも話していた。

 昨季のポストシーズンでは、6試合に登板して5勝1敗とフル回転。

2勝3敗と追い込まれたワールドシリーズ第6戦の敵地・ブルージェイズ戦で登板して6回96球を投げて、1失点の快投を見せて勝利投手になると、第7戦では「中0日」ながら9回途中から登板して11回まで無失点で投げる伝説的な活躍を見せてワールドシリーズMVPに輝いた。それだけでなく、リーグ優勝決定シリーズ第2戦、ワールドシリーズ第2戦では2登板連続完投勝利もやって見せた。

 今季は先発ローテにサイ・ヤング賞経験もあるスネル、スクバルが入り、グラスノーを含めた強力な4人でナ・リーグの球団史上初のワールドシリーズ3連覇を狙う。第1、2戦目はスクバル、スネル、第3、4戦は山本、グラスノーの先発が濃厚。地区シリーズ第1戦は本拠地のドジャースタジアム(ロサンゼルス)で行われ、ブレーブスとフィリーズの勝者と対戦する。第3、4戦は敵地で行われる。

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