ドジャース・大谷翔平投手(32)が2日(日本時間3日)、ポストシーズン初戦となる地区シリーズ第1戦の本拠地・ブレーブス戦を翌3日(同4日)に控え、本拠地で行われた前日練習で会見に出席した。

 自身3年連続3度目となるポストシーズンへ向けて大谷は「シーズン長かったですけどね。

やっぱりこれからいよいよスタートするなっていう、そういう、期待感とワクワク感と、そんな感じかな」と心境を語った。WBCからスタートしたドジャース3年目。この1年については「やっぱWBCがあるとすごい長く感じはするので。最後2週間くらいプレーしなかったですけど、かなり長いシーズンだったなっていう感覚ですかね。調整も早かったですし、日本に行って帰ってきたとか、移動も長かったですし。そういう大会を(シーズンの)始めにやると、そこにしっかり集中して合わせないといけない」と振り返った。

 今季の大谷は、打者に専念して3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場したが、準々決勝のベネズエラ戦で敗退。23年に続く2連覇を逃した。ドジャースに戻ってからは23年以来3年ぶりに開幕から先発ローテ入り。二刀流でのフル回転が期待されて、投手としては3、4月の月間最優秀投手にも輝いた。

 6月には第2子の長男が誕生したことも発表したが、今季途中からはコンディション不良との戦いだった。6月には左膝、7月には右上腕二頭筋の違和感を訴えた大谷。

すぐに長期離脱することはなかったが、投手としては7月3日(同4日)の本拠地・パドレス戦の登板を最後に、マウンドに戻ることはなく、オールスターの出場も辞退した。

 8月下旬になると、打撃の調子も明らかに下降線。本来の打撃の状態とはかけ離れ、9月途中からは4試合連続欠場で状態が上がるのを待ったが、最終的には負傷者リスト(IL)入り。投手復帰を断念し、今季中の打者専念も決断し、レギュラーシーズン残り5試合となった9月23日(同24日)に復帰したが、本塁打は8月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦で30号を放ったのを最後に、ドジャース移籍後最長の86打席連続ノーアーチでポストシーズンを迎えることになった。

 だが、状態は上向いているようで、9月30日(同10月1日)の非公開練習で行われた紅白戦では、山本由伸投手(28)とも対戦。ロバーツ監督は「ここ2か月で最高のバージョンの翔平を見られると確信している。ここ最近でもっともいい状態にあり、トレーナー陣からも日々よくなっていると報告を受けている」と説明し、ベイツ打撃コーチはフリー打撃を行ったことも明かして「本当によかった。ボールが本当によく飛んでいた。彼のバットからは常に打球が強く飛び出すものだが、特にここ2日間は非常によくバットが振れている」と期待も込めていた。

 今季の大谷はレギュラーシーズンで投手としては14試合に登板して8勝2敗、防御率1・79、打者としては135試合に出場して打率2割7分5厘、30本塁打、81打点、11盗塁だった。打者としてポストシーズンでは24年に16試合の出場で打率2割3分、3本塁打、10打点、25年に打率2割6分5厘、8本塁打、14打点の成績を残しててワールドシリーズ2連覇に貢献した。

 ドジャースは14年連続でのポストシーズン進出。

5年連続での地区優勝を果たした。対戦相手のブレーブスは東地区王者で、ワイルドカードシリーズではフィリーズを2勝1敗で破って勝ち上がった。地区シリーズを勝ち上がると、リーグ優勝決定シリーズではブルワーズとパドレスの勝者と対戦する。

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