◆JERAセ・リーグ ヤクルト1―3中日(3日・神宮)

 中日は、今季最終戦で井上監督にとってもラストゲームとなる一戦を白星で飾った。球団創設90周年の節目は60勝81敗2分けの借金21で終えた。

 2回にヤクルトの先発・高梨から2点を先制した。石川昂と花田の連打などで1死一、二塁とし、石伊の打球を三塁・松下が一塁へ悪送球。その間に、二塁走者の石川昂が生還。なおも1死一、三塁で、高橋宏がセーフティスクイズを決めて追加点を奪った。

 ヤクルトにとっても、石川の引退試合だった。先発・高橋宏斗投手は3回まで1安打無失点と上々の立ち上がり。4回1死三塁から増田の中前適時打で1点を返されたが、最少失点で踏ん張った。7回8安打1失点で5勝目を手にした。

 打線は、1点リードの7回にも、1死満塁から村松の中犠飛で貴重な追加点を奪った。2点リードとなった8回は吉田、9回は松山が締めくくり、井上監督に白星を届けた。

 指揮官は、全体練習前にはコーチや選手を集め、今季限りでの辞任を直接報告した。「志半ばで、みんなとお別れするのは寂しい。

白旗をあげるつもりはなかったけど、誰かが責任を取らないといけない。俺は結果を残すことができなかったけども、財産として持っておきたい。ふがいない監督だったかもしれないけど、みんなありがとうね」と、感謝を伝えた。

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