◇プロボクシング▽フェザー級(57・1キロ以下)6回戦 〇古城佑馬(TKO2回1分55秒)ケネス・スペロ●(3日、後楽園ホール)

 高校3冠の古城佑馬(18)=帝拳=がプロデビュー戦を豪快なTKO勝利で飾った。3戦全勝のケネス・スペロ(25)=フィリピン=とフェザー級6回戦を行い、2回にコーナーに詰め連打を打ち込みレフェリーストップで快勝した。

 「相手のパンチが強かったが、2ラウンドで距離感がつかめた。KOできたことはうれしい」とプロ1勝を喜んだ。179センチとフェザー級にしては大柄。長いリーチをいかして、約15センチ小さいスペロに右ジャブを突き刺した。右、右、右で相手の出鼻をくじき、左を打ち込む。2回にはパンチの雨を降らせ相手が棒立ちになったところでTKO勝利が告げられた。父、母、2人の兄が客席で応援。東京で独り暮らしを始めて半年。客席の家族に成長した姿を披露した。

 小学校4年からボクシングを始め、福岡の豊国学園高では強打のサウスポーとして活躍し、選抜、総体、国スポで3冠を達成。大学からの誘いもある中、「自分はプロ一本」と今春に帝拳ジムの門をたたいた。現在は「アマの時とは攻撃のリズムを変えている」とプロ仕様へマイナーチェンジ中。

179センチという身長からフェザー級ではウェートが厳しいと見られがちだが、「減量も5キロぐらい。フェザー級でもぜんぜん大丈夫」という。

 リング上の勝利者インタビュー。ボクシングファンで埋まった客席を見渡し「お客さんがたくさんいる中で試合をするのはプロしかできないこと。一戦、一戦、勝ち進んで、ジムの先輩たちのように、いずれは世界チャンピオンになりたい」と18歳は初々しい笑顔で言った。

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