テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月金曜・午前8時)は8日、企業からの情報漏洩が相次いでいる問題を特集した。

 7日も旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が顧客のパスポート情報が流出している可能性があると発表した。

 HISは昨年12月、タイにある子会社に不正アクセスがあり、タイを訪れた最大627人分のパスポート情報、一部はパスポート画像も含む漏洩の可能性と伝えた。さらに戸田健設は支払い管理システムに不正なアクセスがあり、取引データなど最大で6000件の漏洩の可能性。損保ジャパンは業務委託先の会社に不正アクセスがあり、氏名、電話番号、住所などおよそ6万件の漏洩の可能性を報じた。

 また、これまでの漏洩情報としてパーク24が運営するカーシェアのタイムズカーの運転免許証などの本人確認書類、およそ160万件、大阪公立大学の学生証の顔写真など個人情報およそ13万件という写真付きの本人確認書類の漏洩というケースが確認されていることなどを伝えた。

 今年、国内の企業・自治体が公表した不正アクセスなどの被害が1月から9月末時点で600件と過去最多ペースとなっている。スタジオにはセキュリティーリサーチャーの辻伸弘氏が出演。その中で不正利用を防ぐ方法を議論し、方法のひとつにパスワードの使い回しをやめる工夫を提言した。

 コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「パスワードの使い回しはやめましょうっていう話なんですけど、もう数えてみたらですね、30以上ありましたよ」と自身のパスワード数を明かし「だいたいみんなそうでしょ?30以上。それを全部違うパスワードにするって思いつく方がもう無理だっていうような感じですよ、そんなん。どうすればいい?」と尋ねた。

 この発言に司会の羽鳥慎一アナウンサーが「30覚えてるんですか?」と尋ねると玉川氏は「いや、覚えられないですよ、そんなん」と返した。これに羽鳥アナは「なんで30もあるんですか?」と尋ねると「いや、いろんな…例えば、わかんないNetflixだなんだっていって、全部そのIDとパスワード必要じゃないですか。

だからそういうの全部こう数えてったら30以上あったんですよ。ていうか、現代社会でそういうふうな生活してたら絶対に30ぐらいありますよ。使ってるIDとパスワード。で、どうすればいい?」と質問した。

 これに辻氏は「僕は複数…その30どころでは効かなくて。3桁いっているんです」と明かし「僕は、パスワード管理ソフトっていう自分の代わりにパスワードを覚えてくれるパスワードがあって。一つのパスワードを覚えておけば大丈夫ってやつなんですね。要は守衛室にあるような鍵がいっぱい入ってるロッカーみたいなもので。もちろんこの中は暗号化されてて安全なんですけども。そういった管理をしてるのと、あとうちの母親が管理してる方法は、紙で書いてます。使い回しをなくす。で、紙はどんなに凄腕の攻撃者でも、うちの母親の手元を見ることができないので、そこで管理をする。

で、見られたら困るって皆さんおっしゃるんですけども、前後の1文字ずつぐらいは自分の頭で覚えておいて、それを紙に書くっていう方法で管理をすれば、ま、30ぐらいだったら多分なんとかなるかなと思います」と答えていた。

 これに玉川氏は「実は僕も、実は紙に書いてるんですよ。 紙に書いてね。だけど、泥棒入って紙見られたらどうすんだとかもね」とあかすと辻氏は「前後に違う文字を書かずに。一番初めの文字と一番お尻の文字は全部共通にしておいて。割符みたいな感じですね」とアドバイスしていた。

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