武豊騎手(57)=栗東・フリー=が10月8日、メイショウタバル(牡5歳、父ゴールドシップ)とのコンビで12度目の凱旋門賞(14着)に挑戦後、帰国してから初めて栗東トレセンに姿を現した。この日はスワンS(10月12日、京都競馬場・芝1400メートル)で6戦連続のコンビを組むエリカエクスプレス(牝4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父エピファネイア)の追い切りに騎乗した。

 自身12度目の凱旋門賞挑戦は、幼なじみの石橋守調教師=栗東=が管理して、宝塚記念で連覇を達成したメイショウタバルと挑むも、14着に敗れた。それでも、ゆかりのある“メイショウ”の松本オーナーの愛馬、三嶋牧場の生産馬でのロマンあふれる挑戦だった。

 「いいトライはできたと思うんですけどね。状態もすごく良かったし、雨もちょうど降らなくて。やりたいレースはできました。今回も日本のファンには、ものすごく応援してもらってありがたかったですね。結果では応えられなかったですけど、それをすごく感じてトライできたし、スタッフを含め、みんなで全力を尽くして馬も一生懸命走ってくれての結果なんでね。結果は伴わなかったけど、やり切ったかなってところがありますね」と、すがすがしい表情だった。

 日本競馬界の悲願の勝利を目指して、自身の13度目の挑戦にも前向きだ。「もちろん、また行きたい気持ちはありますね。いつかね、本当勝ちたいですね」と、大きな夢を追い続ける。

 “チーム・メイショウ”は、次走で春秋グランプリ制覇もかかる有馬記念(12月27日、中山)を見据える。

 「本当にいいムードで、アドマイヤテラ陣営とも本当にうまく協力する感じでいい遠征だったと思いますね。レース後、馬も無事だったみたいですし、また日本の皆さんの前でいい結果を出したいですね。期待に応えられるように、次走頑張りたいですね」と意気込んだ。

編集部おすすめ