俳優の玉木宏が10日、都内でアニメ映画「どこよりも遠い場所にいる君へ」(和田純一監督)の公開記念舞台あいさつに、声優の石橋陽彩(ひいろ)らと登壇した。

 第22回本屋大賞を受賞した、阿部暁子氏による同名の青春小説が原作。

離島の高校へと転校してきた少年と“神隠しの入り江”で倒れていた謎の少女が紡ぐ青春ファンタジーで、玉木は物語の鍵を握る高津を演じる。公開を迎え「本当にきれいな作品で、いろいろなものにあふれている。心が豊かになるのを感じさせてくれる映画だなと思っています」と胸を張った。

 自身の役について「僕は温厚に生きようと思っているので、人様に『埋めるぞ』とは絶対に言わないかな。強すぎる言葉なので、どのくらいのテンション感なのかとかは難しかった」と苦笑い。それでも「わかりやすい優しさではなくて、遠目から見守っているような俯瞰(ふかん)したような、直接的な優しさを見せないところは普段の僕に似ているのかな」と共通点を語った。

 作品の内容にちなみ、「未来の自分へ一通の手紙を送るとしたら、何年後の自分にどんな言葉を送るか?」と聞かれると、102歳の自分に向けて「俳優やってますか?柔術やってますか?」とメッセージ。「(俳優や柔術を)やっていれば、ギネスにも載れるかなって。102歳にも理由があって、僕の祖父が102歳、ひいじいちゃんは108歳で亡くなっているんです。だから100歳は超えるかなと思うんですけど、いろいろ生涯現役で頑張りたい」と力強く宣言した。

 イベントには声優の永瀬アンナ、土屋神葉も登壇した。

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