◆2026 JERA クライマックスシリーズ セ・第1ステージ 第1戦 巨人1―2DeNA(10日・東京ドーム)

 NTT西日本出身のドラフト5位ルーキー・成瀬脩人遊撃手(25)が守備でビッグプレーを披露。CS第1ステージ突破の王手に貢献した。

 同点の7回1死一塁の守備だ。リチャードの三遊間を破ったかとみられた打球を横っ跳びで好捕すると、倒れ込みながらの二塁送球で併殺に仕留めるファインプレー。東京ドームの場内がどよめきに包まれた。

 「(先発の)東さんが頑張ってくれてたんで、なんとか守備で助けて、守備で流れを持ってきて攻撃につながればいいなって。いい反応ができてよかったかなと思います」

 初体験のCSに「いつも以上に集中力が高まりましたし、ワンプレー、ワンプレーで流れが変わってしまう短期決戦。それでもやることは変えずに、いつも通り準備して試合に入りました」と頼もしかった。

 好守につながった要因には、現役時代に名手として知られた藤田一也コーチとの、日頃の鍛錬を挙げた。「毎日のように、ノック中に細かいところまでアドバイスいただいて、捕って投げる動作の確認をしながら、基礎的なことですけどやっている。それがああいうプレーにつながったのかなと思います」と感謝した。

 昨年までは「負けたら終わり」の社会人野球で腕を磨いてきた。「社会人では一発勝負の大会が多いんで、そういった経験はすごく力になってるのかな」と力を込めた。(加藤 弘士)

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