◆米大リーグ ア・リーグ地区シリーズ第3戦 ヤンキース3―4レイズ(7日、米ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 レイズの2勝で迎えた地区シリーズ第3戦は、一進一退の攻防をレイズが制し、3連勝で2020年以来の優勝決定シリーズ進出を決めた。ヤンキースは「幻の同点2ラン」に泣き、3連敗で敗退となった。

 3、4回と両軍が1点を取り合う熱戦。6回にレイズの新人メサが2ランを放ったが、ヤンキースも食い下がった。その裏、2死一塁でボルピは左翼へ大飛球。本塁打とコールされてニューヨークは大盛り上がりとなったが、審判団がリプレー検証に入った。

 その結果、左翼席のファンがフェンスよりも手を出して打球を捕球していたことが判明。本塁打は取り消しとなったが、手を出さなかった場合は左翼手はつかめないと判断され、一塁走者生還の二塁打扱いで試合が再開された。当初の本塁打判定なら試合は振り出しに戻っていただけに、ヤンキースタジアムは悲鳴やため息に包まれた。ニューヨーク・ポストなどによると、捕球したファンは“退場”となり、警備員に付き添われて球場の外に出された。

 同点弾が幻となったことが響き、レイズに押し切られたヤ軍は3連敗。宿敵レッドソックスとのワイルドカードシリーズに連勝し、勢いに乗って地区シリーズに臨んだが、2009年以来の世界一には届かず終戦となった。ヤンキースのPSでのスイープ敗退は22年アストロズとの優勝決定シリーズ以来だ。

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