第20回愛知・名古屋アジア大会で銅メダルを獲得したハンドボール男子日本代表「彗星ジャパン」のメンバーでリーグH・ジークスター東京に所属する7人が20日、チーム本拠地の1つ、東京・墨田区の山本亨区長を表敬訪問した。2010年の広州大会以来16年ぶりのメダル獲得で直近2大会は連続4位だっただけに、山本区長は「メダルに近くても取れなかった。

よくメダルを取って帰ってきてくれた」と称賛した。

 三度目の正直での悲願メダル獲得だった。4位が2度も続いた過去2大会。今回の3位決定戦の相手も過去6回の優勝を誇る宿敵・韓国。それでも代表16人のうちジークスター東京の選手7人が入った彗星ジャパンがひるむことはなかった。「今年1月に開催された(第22回男子ハンドボール)アジア選手権で32―33の1点差で負けたクウェートに、今回は準々決勝で大差で勝つことができて、士気が上がった。準決勝では負けてしまったけれど、その後の韓国戦の勝利につながった」と日本代表キャプテン・水町孝太郎。予選を通じて41得点をあげて大会得点王となった中田航太も「周りのみんながアシストしてくれて、広いスペースを作ってくれたからこそ決めきれた」とチーム一丸でつかんだメダルを強調した。

 来年5月には28年に開催されるロサンゼルス五輪出場をかけた予選が始まる。「中東を含めてアジアで1枠。ここで1位になっておかないと、大陸予選に回っても厳しい戦いになる。バーレーン、カタールといった強豪国とバチバチにやって勝っていかないと」とチーム運営会社・ジークスタースポーツエンターテインメントの黒田真一社長。

これを聞いた山本区長は「行けそうな気がする。行っちゃうんじゃないか。そんな簡単なものじゃないか」と話すと、キャプテンの水野は「いや、まずはそう思っていないと」ときっぱり。9大会ぶり36年ぶりに自力で出場枠を獲得した24年パリ五輪、自国開催で出場した21年東京五輪に続く3大会連続出場に強い意欲を示した。

 今回の第20回愛知・名古屋アジア大会では日本のハンドボールが大躍進。彗星ジャパンが銅メダル、ハンドボール女子日本代表「おりひめジャパン」が銀メダルを獲得した。国内のリーグHも3季目となる2026―27シーズンが今月12日に開幕。ホーム&アウェーで2回戦総当たりのレギュラーシーズンを戦い、男子は上位6チーム、女子は上位5チームがプレーオフに進出して年間王者を争う。ジークスターも2連勝と幸先いいスタート切り、30日にホーム開幕戦となるひがしんアリーナで豊田合成ブルーファルコン名古屋戦に臨む。

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