◆スピードスケート 全日本距離別選手権 最終日(25日、長野・エムウェーブ)

 男子1万メートルは、社会人2年目の菊池健太(三八五交通)が、13分18秒68の大会新記録で初優勝した。

 前半は1周(400メートル)は32秒台で入ったが、勝負どころから徐々に上げて行き、ラストの2周は30秒台に上げる会心のレースで頂点に立った。

「順位はうれしいです、タイムの部分は大会記録はうれしいですが、もう少しレベルアップしないと世界ではまだまだ。それがこれからの課題かな」と喜びながらも反省が口をついた。

 社会人2年目で今春から八戸のタクシー会社の所属になった。総務課で事務職をこなしながら練習を積んでいる。八戸での普段の練習は、ほぼ1人で行う苦労人だ。今大会は会社の社長らが応援にかけつけてくれており、「4月にご縁があって所属になりました。青森から会社の方が来てくれた。すごくサポートをしてもらっている。その前で優勝できたのは形として感謝を表現できたかなと思います」と話した。

 今季、次に掲げる目標は、八戸で行われる12月の全日本選手権。「会社の方もそうですし、いつもリンクで顔なじみの人もたくさん来られると思う。もう少しレベルアップした姿を見せられるのが理想です」とさらなる成長を目指す。

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