◇卓球◆アジア選手権 最終日 (25日、ウズベキスタン・タシケント)

 男子シングルス決勝が行われ、世界ランキング3位の張本智和(トヨタ自動車)が同種目の日本勢52年ぶり2人目の2連覇を果たした。同66位の李天陽(中国)に0―2からフルゲームで大逆転勝利。

男子の前に行われた女子シングルスでは妹・美和(木下グループ)が陳熠(中国)に0―3できょうだい同日Vには届かなかったが、2人そろってメダルをつかんだ。

 追い込まれてからが張本の真骨頂だ。第1ゲーム(G)は1―11で取られ、苦しいスタートとなり、第2Gも9―11で連取された。それでも崖っぷちの第3Gは序盤4連続得点で息を吹き返し、最後はカットマン相手にラリーを制して「チョレイ!」と絶叫。「張本」コールも沸く中、第4Gを11―8で制すと、もう勢いは止まらない。2―2で臨んだ最終Gは中盤で迫られたが、最後はフォアハンドで決めた。

 前回2024年アスタナ大会では、1974年横浜大会の長谷川信彦以来、同種目の日本勢50年ぶりに金メダルに輝いた。今大会はベスト16入りで来年5月の世界卓球個人戦の出場枠も獲得。世界ランキング1位の松島輝空や戸上隼輔がシングルスで無念の棄権となってしまった中、エースが意地を見せ、同種目では72年、74年大会の長谷川以来、52年ぶり日本勢2人目の連覇をかなえて見せた。

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