◆第87回菊花賞・G1(10月25日、京都競馬場・芝3000メートル、良)

 クラシック3冠最終戦の第87回菊花賞・G1が25日、京都競馬場の芝3000メートルで争われ、単勝3番人気のゴーイントゥスカイが鼻差の激戦を制した。史上9頭目の3冠馬を狙ったロブチェンは、まさかの14着に終わった。

 まさかの大敗で夢は散った。「しっかりポジションを取って、スタミナを生かす競馬を」。松山の青写真は発馬直後に幻となった。ロブチェンは半馬身の出遅れで後方6番手からの追走。勝負どころで押し上げたが、一度狂ったリズムは戻らない。直線では懸命の左ステッキにも伸びを欠き、馬群に沈むだけだった。

 史上9頭目の3冠馬を狙った大一番は14着。「結果を出せなくて、本当に申し訳なかった。その一言に尽きます。悔しいです」と主戦は敗戦の責任を一身に背負い込み、言葉を絞り出した。

 杉山晴調教師は、スムーズさを欠いたレースだったことを把握したうえで「最後は脚が上がっていましたから、距離の壁じゃないですかね」と敗因を冷静に分析した。今後は未定。

しかし、最後は「一からスタートの気持ちで頑張っていきたい」と前を向いた。最後の1冠を逃しても、2冠馬の輝きが色あせることはない。(山本 武志)

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