学生相撲の頂点を決める全国学生相撲選手権最終日は1日、東京・両国国技館で開催された。団体戦Aクラスでは東洋大が8年ぶり7度目の優勝を果たした。

 予選を13戦2敗で2位通過し、準決勝では近大に1―2からの逆転勝ちで決勝に進出。2人の学生横綱を擁する日体大との決勝となった。決勝では2―1で迎えた副将戦で、主将の奥田史祐(4年)が山崎柊(4年)をはたき込みで破り、優勝を決めた。優勝の瞬間、選手たちは涙を流し抱擁。奥田は仲間から胴上げされ、「チーム全員で声を掛け合って戦ったからこその優勝だと思う」と、喜んだ。

 相手の日体大は今年6月の東日本学生相撲選手権の準決勝で、0●5のストレート負けを喫した相手。奥田は「絶対に借りを返すという気持ちで決勝の舞台に立ちました」。気合を入れて土俵に上がり、見事優勝を決めた。

 今年の3月に主将に任命された奥田。チームの調子を上げるべく、部員全員への声かけを欠かさなかったという。28人の部員を引っ張った8か月を振り返り、「苦しかった時期はもちろんあったけど、その日々が今日で報われたかなと思います」と、満面の笑みを浮かべた。

 卒業後は就職し、相撲は続けないというが「今後、何かあった時は、この日を思い出して社会人頑張ります」。

この経験が人生の支えとなる。

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