◆第16回JBCレディスクラシック・Jpn1(11月3日、金沢競馬場・ダート1500メートル、稍重)

 牝馬のダート路線の頂上決戦が11頭立て(JRA5、地方6=ラブラブパイロは出走取り消し)で行われた。4番人気のアンズアメ(牝4歳、栗東・高柳大輔厩舎、父ドレフォン)が好位追走から早めに先頭に立って1馬身半差で押し切り、Jpn1初勝利。

3勝クラス、オープン特別、クラスターC・Jpn3を3連勝した勢いそのままに、距離延長を問題にせずG1級初タイトルを手にした。

 高柳大輔調教師は日本時間1日朝、米G1のBCスプリントをテーオーエルビスで制したばかりで、うれしい日米でのタイトル獲得。コンビを組んだ川田将雅騎手は2021年のテオレーマ以来、5年ぶり2勝目となった。勝ちタイムは1分32秒7。

 2番人気のメモリアカフェ(武豊騎手)が2着。1番人気のJRAのタガノミスト(岩田望来騎手)が3着に続き、馬券圏内をJRA勢が独占した。

 川田将雅騎手(アンズアメ=1着)「(今の気分は)本当にたくさんのお客さんがいて素晴らしい雰囲気だなと思いました。

 (きょうの感触、手応えは)返し馬でさらに成長した雰囲気を感じ取ることができたので、楽しみだなと思って競馬を迎えることができました。

 (勝負どころで、内から前を詰めにかかった)返し馬で使えるなと判断したので、あそこを通ってきました。

 (直線で抜け出したときは)もちろん距離に不安のある馬でもありますし、後ろからの気配も感じていましたけど、なんとかもってくれという思いでしたね。

 (1200メートルで3連勝したが、1500メートルでJpn1勝利)ここが1500メートルだったこからこそ、今年のレディスクラシックに、JBCにチャレンジできるという風にもなりました。例年だと、他の競馬場であれば、もう少し距離が長くなるので、千五だからこそ、もってくれたらいいなと思ったら、これだけ素晴らしい走りで1500メートルをちゃんとこなしてくれました。

これは希望の広がる結果だと思います。

 (2021年に金沢での当レースでテオレーマでV。相性がいい)それだけの馬に乗っていますし、前回、レッドルゼル(JBCスプリント)とともに2つ勝ってくれました。(今年は)まずはアンズアメが勝ってくれたことで、ひとつは無事に終わりました。

 (ファンにメッセージを)このあとスプリントとクラシックと大事なレースが2つ続きますので、このまま現地でより盛り上がってもらえればと思います。ありがとうございました」

高柳大調教師(アンズアメ=1着)「(アンズアメ)距離が心配だったので、どんな競馬をしてくれるかでした。最後はよくしのいでくれました。前走後は回復をしたかったので、間隔を考えてこのレースと思っていました。川田騎手は金沢も得意ですし、全面的にお任せしました。先頭に立ったときは、耐えてくれという気持ちでした。選択肢が広がりましたね。1500メートルまでは持つんだと。

(日米BC制覇)本当にうれしいです」

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