ファミリーマートの2026年度におけるスイーツの商品施策は、分かりやすさを重視し、定番商品の育成とコスパに優れた商品の展開を進める。25年度において、キャンペーン商品は好調だったものの、中高年女性向けの定番商品は手薄になっていたという。
25年度における同社のスイーツ戦略は、フェア商品を多数投入し支持を得たという。中でも、駄菓子の「ブラックサンダー」や、チョコレートで有名な「ピエール・マルコリーニ」とのコラボ商品は好評で、販売目標を上回ったようだ。
一方で、中高年女性向けの定番商品が少し手薄になってしまうという課題もあった。
また、昨今では物価高により、未経験のジャンルを購入し、失敗してしまうリスクを避ける傾向は強まっているという。他方、多少高くても外れない商品を選ぶ傾向は強まっているという。
これを受け、26年は好調だったキャンペーンに加えて、コンビニスイーツとは何かという点に立ち返り、「わかりやすさ~シンプルな仕立てのスイーツ~」をテーマに開発を進める。
パンカテゴリーでは、メロンパンやクリームパン、コッペパンなどの定番商品に食感などを工夫した商品を投入してきた。
デザートでもシンプルな定番商品に新たな価値を加えることで継続的な支持を得られるよう取り組む。
加えて、物価高の状況への対応として、大容量やごほうび需要、食事の代替需要に応えられる商品を提案し、コスパと満足感を両立させた商品を提案する。
定番商品では味が想像しやすい商品を提案する。
第1弾となる今回は、スイーツの中で最も人気のシュークリームで2つの提案を行う。
1つは、同社のデザートカテゴリーの売上で上位の2品を改良する。
「クリームたっぷり!ダブルシュー」(以下すべて税込表記、198円)は、同社で売上トップの商品で、リニューアルによりサイズを増量した。
売上2位の「バニラたっぷり!濃厚カスタードシュー」(180円)は、バニラビーンズを増量し、これまで以上に濃厚な味わいに仕上げている。
2つ目の提案は、食感にこだわった2品を投入する。
「ザクほろシュー(チョコクリーム)」(238円)は、 “ザクほろ食感”のシュークリームで、最後まで飽きがこない仕上がりを追求した。
「もちむにシュー(ミルククリーム)」(213円)は、“もちむに食感”とシュークリームらしいふっくらとしたビジュアルの両立にこだわった。
今回の新商品投入で、スイーツカテゴリー全体の売り上げ増につなげる。目標は前年比10%増。
11日に行われた発表会で、商品本部スイーツ部長の鈴木崇義氏は「エクレアやプリンなどの他の定番商品について、内容は未定だが順次リニューアルを行い、常に美味しくする努力は続けたい」と語った。









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