◆第33回平安S・G3(5月23日、京都競馬場・ダート1900メートル)=5月19日、美浦トレセン

 ダイオライト記念5着から巻き返しを図るナルカミ(牡4歳、美浦・田中博康厩舎、父サンダースノー)は、美浦・Wコースで3頭併せを実施。隊列の真ん中で脚をためると、直線では馬なりのままスムーズに加速し内シックスペンス(5歳オープン)、外アールヴィヴァン(4歳2勝クラス)にそれぞれ1馬身先着した。

 タイムは6ハロン81秒5―11秒5と及第点以上で、課題の精神面に進境がうかがえる。田中博調教師も「精神的な鍛錬も含めて、苦手な形を作りました。あきらめないで走れていたし、この子にしては自発的に反応もしていました。動きは軽いなという印象です」と手応えを口にする。

 昨年のジャパンダートクラシックでは2着馬を3馬身、3着馬を12馬身差離す圧勝で世代のトップに立ちながらも、その後は3戦勝ち星から遠ざかっている。トレーナーは「喉がスッキリしないところはありますが、まずまずといったところですね。今回はハナにこだわって、それでパフォーマンスができるかどうか」と力を込めた。

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