4月20日からお届けしている「昭和レトロWEEK!」。
22日(水)は杉山アナウンサーが思う昭和らしいもの「VHSビデオテープ」をとりあげました。

▼VHSとは、昭和51年に日本ビクターが発売した家庭用の映像磁気テープのこと。
・Video Home Systemの略で、またたく間にお茶の間に浸透しました。

▼21世紀になると、DVDやHDDレコーダーの登場で利用率が下がっていき、日本ビクターは2007年にVHSビデオ事業からの撤退を発表。その後、多くのメーカーがビデオデッキの生産を終了しました。

▼しかし、まだビデオテープ、持っているという方も多いのではないでしょうか。
・わたしもビデオテープ、捨てられずに持っているんです!
・そんなビデオテープにも寿命があるのをご存じですか?
・一般的に20~30年と言われ、去年はVHS2025年問題という言葉が話題に。

▼思い出はいつまでも残したいものですよね!
・ビデオをDVDにしてくれるサービス、聞いたことあるのはないでしょうか。
・今回は実際に利用してみました!

利用したのは「カメラのキタムラ」の「ビデオダビング」サービス。お手持ちのビデオテープをキタムラの店舗に持ち込むか、宅配で送るとDVDにダビングしてくれます。

▼今回データ化していただいたのは、杉山さんの学生時代、TBS新人時代のビデオテープ。こちらを、先日 「カメラのキタムラ」に預けて、DVDにしていただきました。

あなたの思い出は大丈夫?”VHSビデオテープダビングサービス...の画像はこちら >>

こちらのダビングサービス、どのぐらいの期間でできるのか。

また、どのような映像の注文が多いのか、取材しました。「カメラのキタムラ」を運営している、株式会社キタムラ イメージング部の多賀直也さんに伺いました。

多賀:対応メディアは、VHS、8ミリ、ベータ、ミニDVという、あのハンディカム用のテープ、といった基本的なカセット型のテープであれば対応が可能です。通常約1ヶ月ほどいただいておりまして、ここに修復とかがある場合、プラス1週間、2週間という形になります。
◾1本1本やってるという感じですし、あの倍速録画とかもできないので、等倍で60分なら60分かけて、録画ダビングをしているという形になります。その際には当然、テープの状況が当然ありますので、作業しながら、あの見つけるケースもありますけど、もう明らかに見ら、見た感じで、カビがびっしりと、そういったものもあるので。カビがまず映像としては劣化に繋がるのと、あとやっぱり湿気でくっついてしまったり、あとシワが寄ってしまったりするとダビングができなくなるので、そういったものは一度現状クリーニングをしたり、あるいは一部カットしてまた再度繋ぎ合わせて、みたいなことをやってるという感じですね。そういった修復、繋ぎ合わせ、クリーニングまでできるというのが、北村のダビングの特徴かなというふうに思います。全面的に劣化が進んでると、ちょっと厳しいケースっていうのもあります。
◾映像は、圧倒的にやはり子供が映っているものが多いです。お子様の成長記録、運動会とか、あと学芸会、あとは家族旅行とかっていうケースも多いのと、あとは結婚式が多いですね。用途として多いものの一つに、結婚式は非常に多いです。

自分の結婚式で自分の小さい頃の映像、あるいは、親の、あの若い頃の映像を、使って結婚式で使いたいというお客様非常に多くて、あのそういった方にも喜んでいただいてるサービスですね。

▼さまざまなタイプのテープをダビングしてもらえます。期間は1ヶ月ほど。金額は、基本料金が60分1本・税込1980円。60分増えるごとに追加料金がかかります。
▼カビやテープのシワなど、修復もしてくれます。場合によってはテープをカットして繋ぎ合わせてくれる。これは素人ではできない!
▼テープのコンディションが悪すぎると、ダビングできないこともあるそう。ただ、その場合は返送料600円のみで、サービス料はかからないので安心。


ほかに・・・
▼録画したテレビ番組など、著作権のある映像は、ダビングできません。
▼映像データのファイルでもらいたい、という方は、「スマホプラス」というオプションをつけると、専用アプリからデータをダウンロードできます。

つづいて、どのぐらい注文があるのか。

また、どのような方が利用しているのか、伺いました。再び多賀さんです。

多賀:全国に今500店舗ほどありますけれども、全国の店舗、あとは一部宅配の受付もしておりますが、全体合わせて年間で40万本程度という形です。お一人で多い方だと本当に50本あるいは100本お持ち込みになる方っていうのも、特に企業関係の方とか、公的な、あの団体とか。個人でも、あの10本、20本っていうのはよくあります。
◾依頼については、ずっと右肩上がりで増えてはきておりまして、あの2019年にユネスコが提言した、あのマグネティック・テープ・アラートと。通称2025年問題なんて言われてるんですけど、ビデオテープの磁気メディアがですね、2025年までに再生できなくなるよということをユネスコが言ってたんですね。各種メディアが言っていただいた影響もあって、去年、一昨年、非常に、あの受注が一気に伸びたと。
◾捨てられず残していて、でもどうしたらいいかわからない。再生できる機械も壊れちゃってどうしよう、というお困りごとと、ま、自分もそろそろ歳になって、いろんなもの整理していく、残された家族に迷惑かけたくないとか。ちょっと生前整理みたいなものとか、断捨離みたいな、ま、そういう用途で、あのうちを利用される方も多いのかなというふうに思いますね。
◾世代で言うと、一番多いのは60代、70代。

まさに撮影した側の世代だと思うんですよね。自分の子供の小さい頃を撮った映像をお持ち込みになると。次に多いのが、逆に撮影された世代かなというところで、40代、50代前半ぐらいまで、の方が多いと。映ってるものは、自分が小さい頃、親が若い頃、みたいな映像を、お持ち込みになるということが多いかなというところですね。

▼このサービス、2000年ごろからすでに始めていたそう。カメラのキタムラの店舗が近くになくても、ネット注文&宅配で利用可能。

▼「カメラのキタムラ」では、ほかにも、写真のアルバムのデータ化も!押入れにたくさんのアルバムがあって困るという方に、アルバム1冊をそのまま DVDにしてくれる。断捨離や生前整理にも。

■「カメラのキタムラ」の「ビデオテープからのDVDダビング」サービス。
・金額は、基本料金が60分1本・税込1980円。
・時間が長くなったり、修復があると追加で料金がかかりますが、オプションをつけることで追加料金なしにすることもできます。

■申し込みは、店頭または、ネット注文で。


・ネット注文は、1本・税込2200円となり、注文をすると、宅配用のキットが送られてきます。

最後に、キタムラの多賀さんによると、

「ダビングされた映像を見て本当に喜んでもらえています。日本は高温多湿で、乾燥と湿気の時期を繰り返すと劣化が早まってしまいます。再生機やテープの劣化でいつか見れなくなるものなので、早くきてほしいです。」
とのこと。

あなたの思い出は大丈夫?”VHSビデオテープダビングサービス”今やるべき理由
あなたの思い出は大丈夫?”VHSビデオテープダビングサービス”今やるべき理由

↑高校三年生の杉ちゃんの貴重な瞬間↑

もし手元にビデオがあったら、ぜひ利用してみてください!

(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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