生活情報は、『耳・鼻・喉ドック』体験!
先日、厚生労働省が、「イヤホン難聴」についての調査を年内にはじめて、予防に向けて実態を把握する。というニュースがありました。

実際に、2019年に、WHO・世界保健機関が若者を中心に、世界で11億人が「イヤホン難聴」のリスクにさらされていると警告。1週間あたり40時間以上、走行中の電車内くらいの音量である80dBで音楽を聴き続けると「イヤホン難聴」になる危険性があるとしています。

オンライン会議、オンライン授業、ビデオゲームでのヘッドホンの使用が増えたりしたことも影響もありますし、私たちパーソナリティ、ラジオスタッフは、イヤホン・ヘッドホンする機会が多いので、ラジオ業界でも不安に思っている人も多いようです。

去年の生活情報大賞では、眼科検診が1位になりましたが、今度は耳!ということで、わたくし杉山が実際に検査を受けてきました!

伺ったのは、西東京市にある、西東京中央総合病院。

イヤホン難聴を防ぐには検査から!「耳・鼻・喉ドック」を体験の画像はこちら >>

こちらでは、「耳・鼻・喉のドック」というサービスがあって、耳・鼻・喉について一度に検査してくれます。特に耳については、聴力が正常か知りたい方、仕事や趣味で音楽に関わり、聞こえの能力を重視する方におすすめとのこと。耳以外も検査してもらちゃおう!ということでこちらに伺いました。

検査は、全部で1時間ほどかかりましたが、【検査の流れ】としては・・・
▼まず、医師による診察~これまでの持病や家族の持病について聞かれました。
・鼻の中に麻酔の薬を塗る
・内視鏡を使って、耳、口、鼻の中を見る。がんの検査も。

イヤホン難聴を防ぐには検査から!「耳・鼻・喉ドック」を体験
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▼つづいて、聴力検査。密室に入ってヘッドホンをして、聴こえるかどうか。

「純音聴力検査」は、健康診断でも必ずある検査ですが、今回は音の種類がかなり多かった。一般的な健康診断では1,000ヘルツと4,000ヘルツの2音(30db)のみですが、もっと低音から高音まで細かくチェックします。

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・また、ヘッドホンから音を出す気導検査と、耳後部から音を伝える骨導検査があります。そして、ザーという雑音を聞きながらの検査。

▼最後に「ティンパノメトリー」という、耳に音波を送り、鼓膜の動きをチェックする検査。

そして、「専門医による結果説明」がありました。

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鴫原医師:一応これ鼓膜で、これは音を伝える骨ですね。全然こうパリッとこう、張りもあって、全く問題ない。お鼻の中はど内視鏡が入らないぐらい曲がっていると。右側側がすごい詰まっちゃうと思います。これが声帯。大丈夫そう、きれいです。

聴力検査、もちろん正常値。ただ、ちょっと右と左が少し差があるんですけどね。聴力は、特に高い音を中心に下がってくるんですけど、一応そういうことはないようです。
(ちなみに、右と左は、どういうところに差が?)
左が、あの、低い音はちょっと悪い。逆に高い音は、leftの方がいいと。ただ、この5デシベルっていうのがですね、一応誤差範囲と言われてます。だから、検査の条件によって変わったりすると。
これが鼓膜の動きの検査です。気圧に動きが大きくなると、非常に問題ないと。中耳炎なんかだと、これ動かなくなったりするんですね。はい。そういう結論でございます。

鼻, 喉、耳を内視鏡で撮影した写真を見ながら説明してもらいます。ほか、聴力の検査について説明があります。こちらが、「検査結果報告書」です!

アナウンサーの命、声帯も問題なし!耳は、右と左で少し聞こえが違った。そして、唯一問題があったのが、鼻。右の鼻の奥が曲がっていて、つまりやすくなっている。あまりにつらいなら、手術を受けるという選択肢があるとのこと。ということで、耳については問題なし!でした!

後日、登録した住所に「検査結果報告書」が届きます。この結果の用紙が届くには、通常1ヶ月ほどかかるということです。

最後に、鴫原医師に「イヤホン難聴」について伺いました。

鴫原医師:3000Hzから4000Hzが、難聴が起こりやすいんです、慢性難聴ですね。ここ、そこだけ、ぽこんと悪くなる。最初は、そこだけ落ちるとわからない。

で、だんだんだんだん、あの、それが大きい音ずっと聞いてると、高い音を中心にこういう風に悪くなっていくと。音響難聴を予防する上で大切なことは、長く聞かない、大きい音を聞かない。そこですね。急激に大きい音で聞いて、なった時は、突発性難聴っていう、急激に起きた難聴の治療をします。で、慢性のものは、だめなんです。基本的には。だから予防が大事で、80デシベルって言って、ま、割合と大きい音を、ま、数時間以内という風にやってると、普通の方は大丈夫です。異常があったら、まず、受診すると。何かおかしいと思ったら、受診した方が、治る可能性があるので。

▼「イヤホン難聴」、年配の方の難聴とは違って、どちらかというと高音が聞こえなくなってくるため、日常生活で気づきづらいんだそう。また、慢性のものは、一度なってしまうとなかなか治りにくいので予防が大事で、何かおかしい、と思ったら検査を。とのことでした。

ちなみに、WHOでは、成人の場合。80dBで1週間あたり40時間、15~34歳の若年者の場合で、75dBで40時間が、難聴にならないための許容基準としています。

西東京中央総合病院は、西武新宿線・田無駅から徒歩8分。「耳・鼻・喉のドック」は保険適用なしで、税込25,000円。本来はCT検査がありますが、取材の時間の関係で除外しています。

耳の検査、一度受けてみてはいかがでしょうか。そのほか、さまざまな耳鼻科で、難聴の検査をしているようです。お近くの耳鼻科に問い合わせてみてください。

TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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