TBSラジオ『GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~』毎週日曜 12時から放送中!車ラヴァーの安東弘樹が昼から車について熱く語る「カーマニア」向けのプログラム。今週も先週に引き続き、声優界を代表する車マニア、三木眞一郎さん登場!

三木眞一郎さんとは

1980年代後半から、数々のアニメや吹き替えなどで活躍する声優。第4回声優アワードでは助演男優賞、第8回声優アワードでは声優という職業を広めた人物に贈られる「富山敬(とみやまけい)賞」を受賞しました。
代表作の1つに「イニシャルD」の藤原拓海!モータースポーツに対しても造詣が深く、声優界初のレーシングチーム「VART」ではキャプテンを務めます。

三木さんのこれまでの愛車

先週は現在の愛車について伺いました。「トヨタスプリンタートレノ」(通称「AE86」)
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「ケータハム・スーパーセブン」
声優、三木眞一郎登場!チームとファンに恩返しのレーシングチームとは?
この2台を愛でているということでしたが、過去の愛車はどうなのでしょうか?まず、お話に出てきたのが「ルノー5(サンク)ターボ1」という、これまた激レアミッドシップカー!
声優、三木眞一郎登場!チームとファンに恩返しのレーシングチームとは?
しかも出会った時はどノーマル状態!?当然、購入即決だったそうです。しかし購入したのはいいものの、いじれるメカニックがなかなか居ないということで、納車までは時間がかかったそうです。そんな「サンクターボ1」、三木さんは色々と手を入れながら愛しましたが、そもそものパーツが少ない(個体が少なく、日本に来ていない)事などもあり、走れる状態を維持するのがとても大変。三木さんは「このままだとコレクターになってしまう。でもこの子(サンクターボ)は走るのがすごい好き。
なので僕じゃ可哀想なのでは…」と思うようになり、泣く泣く手放したそうです。今でも元気で走ってくれているといいなぁと呟いていました。
声優、三木眞一郎登場!チームとファンに恩返しのレーシングチームとは?

ご自身のチーム「VART」とは?

元々カートの耐久レースに出場していた三木さん。10年を節目にカートレースから離れたそうですが、この10年、関わってくれた人への恩返しをしたいと始まった番組「三木眞一郎のおもてなしドライブ(AT★X)」。この番組を キッカケにレーシングチームが立ち上がったそうです。
声優、三木眞一郎登場!チームとファンに恩返しのレーシングチームとは?
三木さんはこのチームの活動から、「車の楽しさ」「マニュアルの面白さ」「そして、一歩間違えたら危険である」ということをファンに伝えたいと語ります。
今年で2シーズン目、多くのスポンサーやファンに支えられながら活動する「VART」ですが、この経験から「安全運転」に対する意識がとても高くなったそうです。「サーキットは路面がヤスリみたいになっていて、タイヤはゴムだから非常にグリップしやすい。でも街中はそういう状況じゃない。今、チームで使っているマシーン(ハチロク)ですら、サーキットコースで自分の思っているように動かせないのに、街中で無茶していいものか!身の程を知る」と。安東さんも「一般の道路を走っていると、全開でアクセルを踏むこともなければブレーキを踏むこともないので、自分の車の限界を知らないまま乗っていることになる。それは非常に危険なことだと思う」と。
サーキットの経験から安全について学ぶこともできるので、皆さんももし機会があれば、サーキットデビューしてみては如何でしょうか?