TBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』毎週土曜あさ9時から放送中!

9月23日(土)放送後記

今週もお聞きいただきありがとうございました!
一週間ニュースを振り返る「常連さんにきいてみよう」は大相撲実況でおなじみ藤井康生さん。

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「外山恵理のTOKYOちゃきちゃきリポート」は日本最大のインドフェスティバル「ナマステ・インディア 2023」でにぎわう東京・代々木公園から。

不作の83年組アイドル森尾由美「40周年イベントに誰も賛同してくれないから全部自分たちで 」

11時台のゲストコーナー「TOKYOよもやま話」では、様々なジャンルから週替わりでゲストをお迎えしています。今回のゲストは、女優でタレントの森尾由美さん。9月29日と30日、東京・銀座の博品館で松本明子さん、大沢逸美さん、桑田靖子さんたち同期7人によるデビュー40周年イベント『83年組アイドル 不作と言われた私たち「お神セブン」再集結!』が行われます。不作とは言われてもみなさん今もご活躍なんですから、すごい!

不作の83年組アイドル森尾由美「40周年イベントに誰も賛同してくれないから全部自分たちで 」

松本明子が博品館に直接電話

塙:いよいよライブがもうすぐ。9月29日、30日。なんか自分たちで手作りでやってるみたいですね。

森尾:不作だったんで、83年組アイドルが。

土屋:不作って言うけど、これはやっぱり82年組がすごい?

塙:82年組が強すぎるんですよ。

森尾:そうなんですよ。

土屋:小泉今日子さん、早見優さん、松本伊代さん、堀ちえみさん、三田寛子さん、中森明菜さん、石川秀美さん。

森尾:錚々たるメンバーです。

土屋:凄すぎるんじゃないですか。

塙:こっちのほうが本物の神セブンだけどな。

土屋:やめなさいよ。笑

森尾:そうなの、本当に。笑

土屋:でも森尾さんの場合は82年にドラマデビューしてるじゃないですか。

森尾:そうなんですよ。レコードデビューが83年。

土屋:なんかうまくごまかせば82年組に入れられたんじゃないですかね、これ。

森尾:そうすればよかったね。

一同:はははは。

森尾:もう前年度があまりにすごすぎて本当に売れなくて、当時から不作って言われてたので。不作だからこそ40年経って「イベントやりたい」って言っても誰も賛同してくれなくて、自分たちでするしかなくなっちゃったんで。

土屋:はははは。

塙:えっ、うそお。

森尾:本当なんですよ。だから劇場を押さえたのは松本明子ちゃんが直接・・・。

塙:うそでしょ!?

土屋:劇場を押さえるところから?

森尾:はい。直接明子ちゃんが博品館劇場に電話して。「どこでやる? 博品館が憧れだね」って言ったら、その場で電話して「松本明子と申します。あいてるとこありますか?」って。

一同:あはははは!

森尾:「2日間でいいんで」って言って。で、あいてたんですよ。

塙:2日間あいてたんですか?

森尾:あいてたんですよ。

塙:だってすごい劇場ですよ。

森尾:そうなんです。そこをあっこちゃんがまず押さえたところから逆算していくしかなくて。

どこの事務所も基本的にはビジネスにならなければ協力しないということで。笑

一同:はははは!

森尾:だから大変なのは稽古場探しとか。

塙:稽古場だって集会所とか安く借りられたりするけど。

森尾:そうです、結局そういうところ。

土屋:そういうところも自分たちで借りてやるんですか。

森尾:そうです。だから実はもうギリギリ1週間前で最後のリハーサルが今度あるんですけども、そこもスタッフさんを呼ぶお金がないので、ギリギリまでマイクなしで練習するんですよ。本番でしか本物のマイクを触れないっていう。笑

土屋:音響を合わせたりはもう当日?!

森尾:そうなんですよ。

塙:このメンバーでもそんなふうになるんですか。

森尾:なります、なります。だからもう本当にチケットも自分たちで頑張ってお友だちに協力してもらって、お弁当も結局あっこちゃんが手配をすることになりました。笑

一同:はははは。

塙:なんかあっこさんもずっとこれ宣伝してるじゃないですか。だからもう、去年ぐらいに終わってる感じですもんね。まだこれやってないんだ。笑

一同:あははは!

森尾:このフライヤー(チラシ)を作るところから始まってるので、1年以上かかってるんですよ。

土屋:うわー、そっか。

森尾:フライヤーをいかに安くプリントするかとか、いかに安くデザインをあげていただくかとか、そういうのも全部自分。

塙:チラシはプロの人が作って?

森尾:はい、そうです。写真を使うと著作権の問題がいろいろあるので似顔絵にしました。笑

一同:はははは。

森尾:レコードジャケットが使えないんです。

土屋:そっか、本人だけじゃなくてレコード会社とかの許可がいる。

森尾:そうなんですよ。

塙:みなさん知らないかもしれないけど、今、SNSとかあるんで。

一同:はははは!

塙:そういうのをやったほうがいいと思う。

土屋:ばかにすんな。

森尾:そうね、そうね。笑

塙:チラシとかもうあんまり・・・。チラシなんかいろんな劇場に置いてるんでしょ?

土屋:配ったり貼ったりとかして。

森尾:そうです。だからやっぱり私は本当に、ちょっと古いんだなって。アナログ感がもう。

不作の83年組アイドル森尾由美「40周年イベントに誰も賛同してくれないから全部自分たちで 」

塙:構成はあんまり言えないかもしれないけど、みなさんの曲、プチヒット曲を歌っていただいて・・・。

土屋:プチヒット曲って。笑

森尾:ありがとうございます。笑 80年代、70年代のアイドルを振り返って、なぜ私たちが不作だったかっていうのを掘り下げるイベントなんですよ。

塙:なるほど。(拍手)

土屋:じゃあ、それぞれの曲だけじゃなくて、みんなでリハーサルしたなにかがあるってことですか。

森尾:そうです。70年代、80年代のヒット曲をみんなで披露して、来てくださったお客様も懐かしめるという。

土屋:いろんなアイドルが聞けるわけですね。

塙:82年組の曲ばっかり歌うの、やめてくださいよ。

一同:はははは!

不作の83年組アイドル森尾由美「40周年イベントに誰も賛同してくれないから全部自分たちで 」

今後最大のテーマは夫との二人暮らし

森尾:私、今後の最大のテーマがありまして、それが夫との二人暮らし。

土屋:おおー。

森尾:実は、夫と結婚して33年ぐらいなんですけど、二人っきりで生活したことがほぼないんですよ。元々結婚当初は離れ離れだったんです。

土屋:アメリカとかに?

森尾:アメリカなんです。

塙:そういうお仕事をね。

森尾:そうなんです。で、子どももすぐできましたから一緒でもだいたい家族とだったんですね。で、このたび子どもも独立し、成人になり、いよいよ二人きりで過ごすときが来そうな感じがしまして、めちゃめちゃ私は緊張してるという。笑

塙:へえー!

土屋:緊張してる?

森尾:やっていけるのかなっていう不安とですね・・・。どうしても子どもを中心に生活してきていちばんが子どもたちになってたので、ここにきてパパをいちばんにすることが私はできるのかっていう。笑

土屋:いや、それリアルにめちゃくちゃあるんでしょうね。

塙:よくこういう話をみなさんに聞きますけど。

土屋:ぼくらだってすぐにそういうときは来るかもしれないですよね。

出水:話題も難しくなってくるかもしれませんね。

森尾:そうなんですよ。

塙:二人でごはんを食べに行ったりとか?

森尾:時々ですね。でも私、結婚生活をしてて二人きりで過ごしたことが10日以上ないと思うんですよね。

塙:ええっ!

土屋:そんなに?!

出水:お子さんがいらっしゃったらね。

森尾:そうなんですよ。なので私の中にいろいろ計画がありまして。

一同:はい。

森尾:まずは主人の趣味を受け入れる、主人の趣味に付き合ってみるということと、今までは子どもたちに「今日なに食べたい?」って聞いてたんですけど、それを必ずパパに「パパ、なに食べたい?」って聞くように努力をするっていうのと、どんなくだらないことでも必ずパパに一回相談をするっていう。

一同:へえー!

土屋:すごい。

塙:パパもなんか緊張してる感じじゃない?

森尾:いや、彼はマイペースなので、なんとも思ってないみたいですね。

塙:パパは、趣味はなにを?

森尾:パパはスポーツ観戦と車を。だから唯一の楽しみが夕方にクルマで30分ぐらいドライブに行くのが趣味なんですけど、それにいつも「付き合って」って言われるので、本当はごはんの支度がしたいんですけど、行きます。

土屋:ああ、いいじゃないですかそれ。

塙:その「付き合って」ってすごいじゃない。

森尾:そうですか。できれば早くごはんの支度したいなぁっていうのがちょっとあるんですけど。笑

塙:なんかそんなお話を、ぼくらでいいんですか? 松居直美さんとかにお話ししなくて・・・。

一同:はははは。

土屋:二人きりでドライブの最中のお話とかもそれなりに?

森尾:だから今もう本当に二人の共通の話題が子どもか犬の話なので、これをなくした場合、なんか会話のトピックスが・・・。

塙:ゴルフを一緒にやるとか。(三遊亭)小遊三師匠の家がそうだもんね。

森尾:ゴルフやったんですよ。でも喧嘩するんですよ。ほら、教えたがるじゃないですか。うちの夫は教えたがるんです。私は彼にちょっと甘えもあって「パパが言った通りやってるわよ!」ってなるんですよ。で、「ママ違うよ、もっと振り上げて!」「やってるってば!」っていう喧嘩になって、二度と行かないっていう。ありがちですよねえ。

塙:う、羨ましいな。

一同:はははは!

土屋:十分楽しそうですけど。

森尾:ホントですか?!

出水:ナイツのお二人もそういう日を想像したりとか?

土屋:ぼくもゴルフをかみさんにちょっと教えようとしてるんですけど、確かに、たぶん二人の性格からすると喧嘩になるかなって思って・・・。行ったら楽しいかなと思いながらも。

塙:なるほどね。オレは結婚して5年間二人だったから、(二人きりが)長いから逆に全然なんともないですけど、でもそういう人もいるでしょうね。緊張しますね、なんか。

森尾:しますぅ~。笑

土屋:でもすぐ来るかもしれない、そういうときが。

塙:だんなさんは見に来てくれるんですか、ライブ?

森尾:いや、帰ってくるつもりないみたいです、アメリカから。

一同:あははは!

森尾:だからこっちが行かないと。

塙:なんか自由人というか。お仕事もそうだけど。

森尾:はい、自由人ですねえ。

出水:普段はZoomとか、テレビ電話をしたりですとか?

森尾:いや、あんまりないです。業務連絡だけですね。

一同:はははは。

不作の83年組アイドル森尾由美「40周年イベントに誰も賛同してくれないから全部自分たちで 」

次回も是非お聞きください。