女性化を望みながらも、キム・カーダシアンの母との結婚を機にホルモン療法を断念したケイトリン・ジェンナー。しかし「私は女」という気持ちは消えず、離婚を経て昨年カミングアウト。今は“ブルース”の名を捨てケイトリン・ジェンナーとして暮らす彼女が『シドニー・モーニング・ヘラルド』の取材を受け、こう語った。
「ブルースは良い男性だったの。
「でも名前を変えて女性になった。心の中では“正しいことをした”と分かってはいるものの、“ブルースを追い払った”という気にもなったわ。それは辛かったわね。」
しかし女性として生まれ変わったことに後悔はないもよう。ケイトリンはこのように続けている。
「私の中に、ずっと女性が生き続けていた。
メディアに女性化をすっぱ抜かれた時には、自殺も考えたというケイトリン。しかし“父の女性化”に困惑した子供達も、今では父をしっかりサポート。家族の理解を得たケイトリンは、夢にまで見た“女性としての人生”を存分に楽しんでいる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)