25日も局地的大雨　北日本や北陸で危険な暑さ　台風9号発生に続き、台風10号か (2023年8月24日)

25日も局地的大雨　北日本や北陸で危険な暑さ　台風9号発生に続き、台風10号か

2023年08月24日(木)18:16

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あす25日も大気の不安定な状態が続き、晴れる所も、急に局地的な大雨や雷雨となる恐れがあります。天気の急変に注意してください。

きょう24日も危険な暑さが続いた北日本や北陸で、猛烈な暑さが続く見込み。きょう24日台風9号が発生しましたが、新たな台風10号の発生も。

今夜にかけても局地的大雨に注意

きょう24日は、太平洋高気圧の縁辺の湿った空気が本州付近に流れ込んで、全国的に大気の状態が不安定となっています。
京都市伏見区付近と久御山町付近では、きょう24日午後3時30分までの1時間に約90ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

午後6時現在、大分県、滋賀県、三重県、静岡県に大雨の警報の発表されている所があります。
沖縄、九州から北海道にかけて、活発な雨雲が点在してる状況です。

今夜にかけて突然の激しい雨や雷、突風などに十分注意してください。
大雨の降った所では、少しの雨でも土砂災害のリスクが再び高まることもありますので、警戒が必要です。

あす25日も大気不安定　西日本を中心に激しい雨や雷雨

あす25日も大気の不安定な状態が続きます。
沖縄は晴れても、急な雨や雷雨にご注意ください。九州から近畿は広く雨で、激しく降る所や雷の鳴る所があるでしょう。

東海や関東甲信、北陸、東北は広く晴れますが、気温が上昇する午後は一時的に雨がザっと強まる所がある見込みです。

晴れる所でも、急に雨雲が発達し、局地的な大雨や雷雨となる恐れがあるため、注意が必要でしょう。
北海道も日が差しても天気の急変に注意が必要です。降ればバケツをひっくり返したような激しい雨の降る所もありそうです。

大雨警報が発表される可能性は西日本や東海、北海道で高くなっています。
これまで大雨の降った所では、少しの雨でも土砂災害などの発生リスクが高まるでしょう。空が急に暗くなってきたら、突然大雨が降るサインとなります。

落雷や竜巻などの突風にも注意し、早めに安全な場所に避難してください。

あす25日　北日本や北陸で危険な暑さ続く　関東も猛暑日地点が増加

きょう24日は、北日本や北陸を中心に猛烈な暑さとなりました。
新潟県長岡市では38.9℃まで上がり、札幌市は35.0℃に達し、2日連続の猛暑日に。札幌市で2日連続の猛暑日を観測するのは、2000年以来23年ぶりです。

上の図は、きょう24日午後5時、気象庁が発表した予想最高気温です。
危険な暑さが続いた北日本や北陸で、あす25日も猛烈な暑さが続くでしょう。

北陸や東北の日本海側では体温を超える暑さになる所もあり、北海道でも猛暑がとどまりません。
関東はきょう24日よりやや高めの気温となり、北部や内陸部を中心に広く35℃以上の猛暑日となりそうです。東海から九州にかけても33℃前後で、厳しい暑さが続くでしょう。どこに行っても、熱中症対策が欠かせない暑さが続きそうです。

日中に限らず、夜間も気温が下がりにくく暑さが続くでしょう。夜もエアコンを使用して部屋を涼しくしたり、眠る前に水分を補給したりなど、熱中症に警戒してください。

台風9号発生　台風10号も発生か　今後の動向注意

きょう24日(木)午後3時、沖縄の南に台風9号「サオラー」が発生しました。台風9号は今後、沖縄の南からフィリピンの東で停滞したり、複雑な動きをするでしょう。
この海域の海面水温は高いため、次第に発達し、27日(日)にはフィリピンの東で強い勢力となる見込みです。まだ進路が定まっていませんが、沖縄に高波などの影響を与える可能性もあります。今後の動向に注意が必要です。

また、それとは別にマリアナ諸島には熱帯低気圧があり、24時間以内に台風に発達する予想です。

こちらは、27日(日)には小笠原諸島へ接近するおそれがあり、その後も北上を続け、週明けは関東や東北、北海道などに近づく可能性があります。北日本には秋雨前線が停滞するため、湿った空気が流れ込んでまとまった雨をもたらす恐れも。

まだ、進路や影響が定まっていないため、今後の情報に十分ご注意ください。